ワクチンへの不信感は、崎谷医師の著書｢ワクチンの真実｣(秀和システム)で私事としてはほぼ確定していたのですが、データの補完などが載っていればと思って本書に当たりました。｢母子手帳｣廃止などを他人に薦めるには多くの情報が必要だと思ったからです。
予想通りに、天然痘･麻疹･ジフテリアなどの歴史的展開が詳しく書かれています。しかし、インフルエンザワクチンの弊害についてもは書かれてなくてちょっと残念でした。本の主旨が｢歴史的な神話の捏造｣ですから、アメリカにおける｢ポリオ｣ワクチン詐欺などに重点が置かれているのは仕方がないでしょうね。
最後に、少しですが｢失われた治療法｣やビタミン類の効用が紹介されていたのは有難い情報でした。
この本は、医療従事者･医薬品製造に携わる人達にも是非読んで欲しいし、出来るだけ早くロックフェラーが作りあげた虚偽の医療体系を捨てて欲しいと思いました。どれだけの人々が害を為す物質が入れられたワクチンで犠牲になっているかを知り、プライドを捨てて真摯に｢医は仁術｣に立ち返って欲しいものです。
ただ一つ残念だったのは、グラフが本来はカラーで表示されていたのがモノトーンになっているので分かりにくいです。しかし、それを差し引いても、四百数十ページの文面は読み応えがありました。というか、完読するのに疲れましたよ(笑)。
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