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老人喰い ――高齢者を狙う詐欺の正体 (ちくま新書) 新書 – 2015/2/6

4.2 5つ星のうち4.2 205個の評価

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購入オプションとあわせ買い

オレオレ詐欺、騙り調査、やられ名簿……。
牙を剥く、最貧困の若者たち


平均2000万円の預金を溜め込んだ高齢者を狙う詐欺「老人喰い」が、いま急速に進化している。高齢者を騙すために合理化された組織をつくり、身元を徹底的に調べあげ、高いモチベーションで詐欺を行う若者たち。彼らは、どのような手口で高齢者を騙しているのか。どのような若者たちが、どのような心理で行っているのか。裏稼業で生きる若者たちに迫ることから、階層化社会となった日本の抱える問題をあぶりだす。

丸山ゴンザレスさん熱賛! !
ここにいる詐欺組織の若者たちは、就職氷河期、平成不況に無職期間を過ごした私だったかもしれない。あり得るかもしれないルートのひとつとして読み込んでしまった。
賛否ではなく共感。それこそが私の読後感だ。
世代をまたいだ加害者と被害者のルポルタージュ。これは日本の今後を示唆している「箱庭」でもある。
――丸山ゴンザレス

【著者略歴】
鈴木大介(すずき・だいすけ)
1973年千葉県生まれ。「犯罪する側の論理」「犯罪現場の貧困問題」をテーマに、裏社会・触法少年少女らの生きる現場を中心とした取材活動を続けるルポライター。著書に『家のない少女たち』『援デリの少女たち』『振り込め犯罪結社』(いずれも宝島社)、『家のない少年たち』(太田出版)、『最貧困女子』(幻冬舎新書)など。現在、「週刊モーニング」(講談社)で連載の人気コミック『ギャングース』(原案『家のない少年たち』)でストーリー共同制作を担当。

主演:杉野遥亮さん
演出:小林勇貴さん(『孤高の遠吠え』『全員死刑』)
MBS/TBSドラマ「スカム」原案
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2015/2/6)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2015/2/6
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 240ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480068155
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480068156
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.8 x 1.3 x 17.3 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 205個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かった。結論が思いもよらなくて、けれどそれに至る理屈が論理的で。

 最後に到達する結論はこうだ。
 『今後の老人食いを収束に導く方法は、防犯対策でも彼らの手口を啓蒙することでもない。ただ、これからの世代に「与え、育てること」しかないように思われてならない』

 オレオレ詐欺を撲滅するには、高齢者が若者にお金を還元することだという。「これからの世代」とは若者のこと。というのも、今の日本の構図では、高齢者が圧倒的にお金を持っているからだ。
 オレオレ詐欺の集団は、特別に高齢者を狙って詐欺を働いているわけではない。年寄りを狙ってお金を巻き上げようとしているわけではない。彼らは「お金を持っている人間」からお金を取ろうとする。日本ではそれが高齢者である、というだけのこと。現代の日本でお金を持っているのは、たまたま高齢者であった、というだけのことだ。だから、もしもお金を持っているのが高齢者でなく若者であったなら、その若者も詐欺のターゲットになるだろう。もしもお金を持っていない高齢者であるのなら、その高齢者はターゲットたり得ない。これは、オレオレ詐欺の集団が効率的にお金を手に入れようとしていることの結果である。オレオレ詐欺は無駄を嫌う。というか、初めから効率よくお金を得られることだけを目的にしている。故にターゲットはお金を持っている高齢者なのだ。
 その高齢者は、お金を使うことなく仕舞っている。「もしも」のときに備えて、タンスに隠している。大して使い道があるわけでもないだろうに。自分の安心を得るだけのために。あるいは、それよりももっと大きなお金を持っている高齢者は、自分たちだけがその利益に預かろうとする。自分と、自分にごく近い身内にだけお金を使い、他人にはお金を還元しようとしない。つまり、タンスにお金をしまっておく高齢者にしろ、豪遊する高齢者にしろ、彼らから日本の若者にお金が流れる道筋がないのだ。
 日本の若者は苦労をしている。苦労をしているというか、つらい環境の中で育っていて、そのつらさを苦労と思っていもいないのかもしれない。節約して毎月のお金をやりくりし、子どもを必死で育てる両親の元で育ち。奨学金を受けて大学に入学し、卒業後は返済に苦しむ。親の仕送りを当てにできず、働きながら逆に親に仕送りする。経済が停滞しているために将来に希望を持てず、この閉塞感を当然のもののように感じている。
裕福な高齢者と貧乏な若者。それが日本を経済の目から俯瞰した状況である。確かに個々の事情によって例外はあるだろうが、シンプルに見るとこのようなものだろう。それを正そうとするのが、オレオレ詐欺の集団である。
 彼らを突き動かすのは「正義」だ。お金をタンスにしまい、自分たちだけが遊び、悠長に生活し、若者にお金を還元しない悪徳高齢者。しかも高齢者は判断力の低下によって、自分たちが悪者だと思っていない。そんな悪者高齢者からお金を取り、困っているものに還元しようとするのがオレオレ詐欺集団のモチベーションである。それが彼らの正義である。彼らを動かすのは、正義だったのだ。だから彼らは捕まらない。意思が固く、心情が熱い。故に目標に向かってまっしぐら。組織を効率化し、業務を合理化し、ただただお金を持っている人間からお金を奪い、社会にお金を流すから。
 こう考えるとどうだろう。あながち、彼らオレオレ詐欺集団を犯罪者と括るのは短絡的に思える。よくよく考えてみると、閉鎖感を横目で見ながらも自分たちの生活にあぐらをかき続けている高齢者の方に、むしろ非があるように見えないだろうか。確かに高齢者は、自分たちが苦労してお金を稼いだのかもしれない。戦後の日本社会が貧しい時代から日本を盛り上げてきたのかもしれない。けれど、それが何だというのだ。彼らには「未来は明るい」「将来の生活は今より必ず良くなる」という希望があったではないか。今の日本の多く若者にはそれがないのだ。経済は停滞し、貧乏な者は貧乏なままだ。だからオレオレ詐欺集団には、「悪いことをている」という意識よりむしろ、「自分たちがしていることは正義」という意識が働く。モチベーションが高く、防衛(警察から捕まらないこと)にも意識が働くため、取り締まるのが難しい。
 考えてみれば、これはいつの時代も普遍の出来事である。時代劇で「ねずみ小僧」というのがあったと記憶しているが、ねずみ小僧は農民から年貢を取り立てる代官や越後屋からお金を盗み、貧乏人に分け与えていた。オレオレ詐欺はいわば、ネズミ小僧のようなものなのだ。お金持ちから貧乏人へというお金の流れを、社会ではご法度と言われる(けれど倫理的に正義と思われる)やり方で担っているのだから。

 オレオレ詐欺を撲滅するには、社会の経済状況を公平にするしかない。それが根本解決である。無意味に高齢者が握っているお金を、本当にお金を必要としている世代に流す。一部の者が貯めているだけのお金を、流通の波に乗せる。それが、本書で「老人食い」と読んだオレオレ詐欺を収束させる、確実な方法である。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年6月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんとなく形成されている詐欺集団のイメージが刷新される渾身のルポタージュでした。物語としても惹きつけられます。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
詐欺集団側からみた視点のリアルさに驚きました。特殊詐欺が問題になって何十年にもなろうというのに、まだ騙される老人がいることに呆れていましたが、これは騙される(汗) そしてあまりに統率の取れた集団とモチベーションの高さにも衝撃でした。彼らにもっと表の社会で輝ける環境があればと思わずにはいられません。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
印象に残った部分
・オレオレ詐欺は平均貯蓄3000万の高齢者と氷河期、ゆとり、さとり世代の貧困に苦しむ若者たちにより生まれた必然的なもの
・2014年被害者が65歳以上である詐欺被害は一ヶ月辺り50憶、年々増えている
・詐欺電話の現場はモチベーションが高い、給料も高い
・金を払って逃げてしまいたい心理を利用する
・保険、TVショッピング、怪しいサプリ、投信、特殊詐欺はモノがないだけでそれらと同じ
・大学もリターンとリスクが合ってない詐欺

オレオレ詐欺は、わたしにとってテンパった老人が振り込んでしまうものだと思っていましたが、この本を読んで180度変わりました。
トヨタ生産方式のごとく全てがテンプレ、マニュアル化されており、長年培った経験、相手の心理までもが研究しつくされ、ターゲットの居住形態、年齢、住所、家族、息子の会社の役職までも調べ上げ口達者な精鋭部隊が詐欺をかけるといったことになっているとのことです。

もはや断るなんてできない。その証拠に特殊詐欺の被害額は年々上がり続け1年で300憶とも500憶とも言われています。
逆を言うと、詐欺グループからしたらバブル状態。ある意味市場と供給がとてもマッチしています。

私も会社勤めですが若いという理由だけで手取り14万、モガモガ言ってるだけの定年間近のジジイが年収1000万って考えると馬鹿らしくてやってられないです。

この本を読んでSをやりたくなった人は私だけではないはず、これが現代の日本というものです。
25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年4月11日に日本でレビュー済み
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よく取材して詐欺の手口を明らかにした労作。面白いです。ただちょいちょい著者がはさむご自身の見解が邪魔で、興ざめする部分も多いです。もっと淡々と書いた方が良かった。たとえば「断言する。老人喰いはなくならない」なんて大仰に言わなくてもね、そんなの当たり前よ、って、詐欺に関わったことのある人間なら全員分かりきったこと。
私は80年代に豊田商事、ベルギーダイヤモンドに関わったけど、振り込めだのおれおれなんか影も形もないころから、詐欺は「老人喰い」でした。社会構造とか関係ないんです。与し易いから狙うだけ。それと電話が重要なツールになる詐欺では昼間に固定電話で応答してくれるのは老人くらいしかいないという事情もあるし。

あと、詐欺の組織作りの中心にいる人間を頭脳優秀であるように言うのもね、内部の人間は誰もそんなこと思ってないです。法に触れないで金を稼げる人を優秀って言うんですよ。もっとすごい人は他人に感謝された結果として稼ぐ。それができない無能だから詐欺に手を染めるんだよね。悪知恵なんていうのは、モラルさえ捨てたらいくらでも沸くんです。そんなの本当の意味での知恵じゃないから。嫁とか、まして子供とかできたら辞めたくなる。言えないですから、苦しいですから。だから私は足を洗いましたけど、たいていの人は辞めない。一回それやると、それでしか生活できない無能のきわみに成り下がるからですよ。

それに狙われる人間より狙う人間の方が強いのは当然で、詐欺する側が優秀とか高度な組織とか、そんな話じゃないんだな。

この本の作者はきっと真面目でいい人なんだろうけど、余計な感想書かないで、取材で得たネタだけ書けば最高でした。あと、事実と事実のあいだを創作でつなぎ過ぎてほぼ小説になっちゃったのも、う〜ん、、という感じはします。
186人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年2月18日に日本でレビュー済み
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  高度成長時代に儲けた団塊世代の始まりと終わりの世代が今こういう被害にあっていると考えられます。ろくに勉強もせず自分で考えることもせず平穏だけを願って生きてきた特に女性が高齢となり本来人生経験をつんでより賢くあるはずの世代にこういう被害に遭うのは因果応報といえなくもない。騙される方が悪いとは騙す人が時々言うことですが三分の理。今金銭面で苦労している世代はたぶん年老いてもこういう被害には遭わないでしょうしそれほどお金もないかも知れません。詐欺は日々進化し変化していますからこういうことに興味を持たず自分は大丈夫と思っている人が一番危ない。被害者に話を聞くと自分は絶対大丈夫だと思っていたとよく言われます。おそらく詐欺の最高峰だと思われる起業に成功し世間的にも名前の知られた人が陥れられるM資金詐欺まで人は一体どれだけ騙されるのか興味は尽きません。そしてその興味こそが騙されない唯一の方策でしょうね。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年4月4日に日本でレビュー済み
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NHKスペシャルドラマ「詐欺の子」がすばらしく見応えあるドラマだった。
ドラマを観て詐欺は犯罪という正論だけでは切り捨てられない釈然としない気持ちや詐欺現場の物凄い描写に驚き、ドラマに出てくる描写がこのルポにもあるということを知って、読んでみました。

特殊詐欺を生業とする若者たちに密着し、その若者たちの視線から、特殊詐欺の現場や、高齢者を尊重し、未来ある若者に投資しない日本社会の在り方への批判が痛烈に描かれています。
4年前のルポなので、詐欺の手口などは古くなっている部分もあるかもしれないし、詐欺組織にももう少し変化はあるかもしれませんが、大きな構造としては変わっておらず、特殊詐欺を生業とする若者たちがなぜ大金をもった老人たちを獲物とするのかは今も変わっていないと思いました。
詐欺が犯罪だというのが正論です。でも、特殊詐欺を生業とする若者たちは彼らなりの理屈でその正論を超えたところにいて、正論は空疎に響くだけに思いました。未来ある若者たちがもっとまっとうな方法で報われる世の中にしないといけないんじゃないかと考えさせられました。
24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年3月11日に日本でレビュー済み
老人から若者が犯罪で金を奪うのを防ぐために、国が税金という形で老人から合法的に金を奪って、それを若者に配る。
それが解決方法だと?
馬鹿言うなよ、金を奪われる方からすれば、同じよ。
刑法上の犯罪ではないけど、国が法律に引っかからない形にして、事実上の特殊詐欺を、犯罪をすれば、誰も犯罪者にならなくなるってか?
違うよ、税金を上げるんじゃなくて、税金を下げるんだ。
そして、財政出動して、国の経済を良くし、働く場所を増やす。
これが解決策です。
それと、自己効力感というのは知ってるか?
やみくもに金をやって、自己効力感を潰せば、致命的な結果になる。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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