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本心 単行本 – 2021/5/26

4.3 5つ星のうち4.3 538個の評価

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『マチネの終わりに』『ある男』と、ヒットを連発する平野啓一郎の最新作。
舞台は、「自由死」が合法化された近未来の日本。最新技術を使い、生前そっくりの母を再生させた息子は、「自由死」を望んだ母の、<本心>を探ろうとする。
母の友人だった女性、かつて交際関係にあった老作家…。それらの人たちから語られる、まったく知らなかった母のもう一つの顔。
さらには、母が自分に隠していた衝撃の事実を知る――。
ミステリー的な手法を使いながらも、「死の自己決定」「貧困」「社会の分断」といった、現代人がこれから直面する課題を浮き彫りにし、愛と幸福の真実を問いかける平野文学の到達点。
読書の醍醐味を味わわせてくれる本格派小説です。
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出版社より

『マチネの終わりに』『ある男』に続く感動の長編小説。20年後の日本を舞台に「われわれの明日」が描かれる

pop画像

著者からのメッセージ

『本心』は、僕自身も属するロスジェネ世代が高齢者となり、その子供たちが社会の中心となっている時代を想像しながら書いた小説です。

20年ほど先の未来に、この世界はどう変化していて、僕たちは何を感じ、考えながら生きているのでしょうか。

シングル・マザーに育てられた主人公の青年は、母の死後、その孤独と喪失感から立ち直れず、AIで再現された本物そっくりの母を手に入れます。

彼は、他人に自分の体を貸して命令通りに動く「リアル・アバター」という仕事をしていますが、そんな彼にとって、母親は唯一、「本心」を明かすことの出来る存在でした。

人間は、人の「本心」を知りたく、また「本心」を知ってほしい生き物です。しかし、「本心」とは、結局のところ、何なのでしょうか? 主人公は、貧しいながらも幸福だった母との生活が、ある日突然、終わりを告げてしまったことの意味を考えます。なぜなら、それを終わらせたがっていたのは、母だったからです。

母が親しく交わった人たちとの交流を通じて、彼は、母の「本心」を少しずつ理解してゆきます。そして、今の自分の思いを、もう伝えられないことに苦しみます。

彼が悲しみから立ち直って行く過程を通じて、親子について、個人の命について、格差について、「普通」であることについて、そしてやはり「愛」について考えました。

何よりも、面白い小説を目指しました。

「分人主義」を通じ、多くの読者が生きることに肯定的な感情を持ってくれましたが、この小説はその仕事を更に大きく前進させたものです。連載中から、僕の作品の中でも、一番好きだと言ってくれる読者がたくさんいました。コロナ禍によって傷つき、苦しんでいる今こそ、一人でも多くの人に読んで欲しい小説です。                                                     平野啓一郎

池松壮亮さん、吉本ばななさん・・・著名人も絶賛! ポスト・コロナを射抜く傑作

池松壮亮

立体書影

マチネ立体書影

深い感動が押し寄せる

私たちの存在価値と欲望は、これから何処へ向かうのか。コロナ後の世界、並外れた傑作。           ――池松壮亮

常に冷静に全てを観察している賢い主人公の感情が、優しくそして大きく揺れるたび、涙せずにはいられない。 ――吉本ばなな

最愛の人の他者性

たとえもっとも身近な人であっても、人は他者の<本心>をどこまでわかっているだろうか? この物語の主人公・朔也は、「自由死」を望んだ最愛の母の<本心>を探ろうとする。

あなたは、最愛の人の<本心>を本当にわかっていますか?

著者の円熟期を代表する傑作

累計58万部を超えるベストセラー恋愛小説『マチネの終わりに』、「愛にとって過去とは何か?」を追求した『ある男』に続く本作は、作者が「後期分人主義」と名付ける作品群を締めくくるにふさわしい大作である。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2021/5/26)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2021/5/26
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 449ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4163913734
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4163913735
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.9 x 2.9 x 19.4 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 538個の評価

著者について

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平野 啓一郎
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1975年愛知県蒲郡市生。北九州市出身。京都大学法学部卒。

1999年在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。40万部のベストセラーとなる。

以後、一作毎に変化する多彩なスタイルで、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。2004年には、文化庁の「文化交流使」として一年間、パリに滞在した。

美術、音楽にも造詣が深く、日本経済新聞の「アートレビュー」欄を担当(2009年~2016年)するなど、幅広いジャンルで批評を執筆。2014年には、国立西洋美術館のゲスト・キュレーターとして「非日常からの呼び声 平野啓一郎が選ぶ西洋美術の名品」展を開催した。同年、フランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。

また、各ジャンルのアーティストとのコラボレーションも積極的に行っている。

著書に、小説『葬送』、『滴り落ちる時計たちの波紋』、『決壊』、『ドーン』、『空白を満たしなさい』、『透明な迷宮』、『マチネの終わりに』、『ある男』等、エッセイ・対談集に『私とは何か 「個人」から「分人」へ』、『「生命力」の行方~変わりゆく世界と分人主義』、『考える葦』、『「カッコいい」とは何か』等がある。

2019年に映画化された『マチネの終わりに』は、現在、累計58万部超のロングセラーとなっている。

2021年5月26日、長編小説『本心』(文藝春秋社)刊行。

photo: @ogata_photo

[受賞歴]

『日蝕』(1999年 芥川龍之介賞)

『決壊』(2009年 芸術選奨文部大臣新人賞受賞)

『ドーン』(2009年 Bunkamuraドゥマゴ文学賞)

『マチネの終わりに』(2017年 渡辺淳一文学賞)

『ある男』(2019年 読売文学賞)

[審査員・選考委員履歴]

三島由紀夫賞(2008年~2019年)

写真の町東川賞(2008年~2017年)

木村伊兵衛賞(2018年~)

芥川龍之介賞(2020年~)

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
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この商品をレビュー

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SFに苦手意識を持つ人こそ、読んでほしい。『本心』は現実を描いている。
5 星
SFに苦手意識を持つ人こそ、読んでほしい。『本心』は現実を描いている。
平野啓一郎さんの『マチネの終わりに』『ある男』に続く最新作と聞いて、楽しみにしないことがあるだろうか。「結婚した相手は、人生最愛の人ですか?」と帯に書かれた『マチネの終わりに』、「愛したはずの夫は、まったくの別人であった。」は『ある男』、続く『本心』の帯は、「愛する人の本当の心を、あなたは知っていますか?」。平野さんは、愛と過去を思索し、書き続けている。『本心』は、ダイナミックなものではなく、母を亡くした青年が母の「本心」を追求するエモーショナルな物語から始まる。そして、母が生前付き合いを持っていた人たちと青年が話すにつれ、仮想空間にAIとして再現したVF(バーチャル・フィギュア)の<母>と時間を過ごすにつれ、そして、青年自身、現実の生を生きるにつれて、手にしていくものがある。それは素朴な現実だが、確かな一歩だ。ギミック的に登場するものには、SF的なワードもアイテムもあるが、この小説はあくまでも「純文学」だ。SFに何となしに苦手意識を持つ人こそ、読んでほしい。これは現実を描いている。この苦しい現実を生きる主人公、そして読者に向けた作者の眼差しはやさしさに満ちている。この現実だからこそ、この物語を「小説」として読むことができたと良かったと心より思っています。「小説」が果たすことのできる力とは何なのか、そういったことを体験しています。
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上位レビュー、対象国: 日本

2024年4月30日に日本でレビュー済み
近未来に時代設定されているが、まさに現代日本の若者の苦悩と成長を描いた教養小説だと思う。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少し先の時代の話だけど違和感なく読めた
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年3月24日に日本でレビュー済み
平野啓一郎の文章は心情の描写が秀逸で、心地よい。
さて舞台は、近年話題となっているAIやメタバース、アバター、精子提供、安楽死など、どれも現実味を帯びており、まさに2040年代に直面しうるような題材が散りばめられている。また日本国内での貧富の差が拡大していることも物語のなかで大きな軸となっている。
そんな2040年代で、29歳の主人公(朔也)は、事故死した母親の語られなかった、生前に自由死を望んでいた理由に迫るため、母親の生前の知り合いを巡ったりAI技術で架空の母を蘇らせたりしながら、母の知り合いとの対話を通して、母の本心を探ろうとする。主人公は、終盤、母の元恋人(?)と話す中で思いがけない事実を知り、そこから改めて彼は母が自由死を望んだ背景、本心を推測することになる。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
平野啓一郎さんの本は、、静かで‥深い愛情に満ちた作品が多いので好きです。
露骨な性描写も無く‥穏やかに読めます。
私は、、自由死&自然死に依らず‥最愛の人の「最後の人」に選ばれ‥かつ本心から「ありがとう」を言って貰える人になるべく暮らして行こうと思います。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の「私とは何か」が面白かったので是非小説も、と購入したが評価ほどでも無かった。

やたらナイーブな登場人物ばかりで辟易。
それと主人公のアバターでバイト?
あれはナンセンス。
ヘッドセット?とやらでGoPro映像を見せられるようなもので近未来的でもなんでもない。
映像酔いして吐き気催すのが関の山でしょ。
流行らないのがすぐに分かるので興醒めしてしまう。
結末もあまりパッとしなかったが、
個人的には設定の甘さが特に残念。
リアリティーが無かったです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私にとって平野さんの小説はとても読みやすく、同時に沢山の引っ掛かりを与えてもらえます。
「本心」を読む中で、作中の主人公、キャラクター、平野さん、そして私、私が関わってきた全ての人達の"本心"とはどのようなものなのかを考え、想像しました。
読書中に想像的寄り道をするため、全く読書が進みませんが、自分の非共有空間に新しい道路、建築物を設計、構築していくような面白さ、興奮があり、傍目からは止まっているような私の内部世界は高度経済成長期の日本のように発展、変化していきました。
"本心"といっても素粒子の如く完全な観測は不可能で、他者はもちろん自分の本心ですら言語化した時点で異なる何かに変わってしまう、それを本心と言えばそれまでだが、純粋無垢な"本心"は刹那瞬で消え去る儚さがあると私は感じた。
文学は本当に面白い。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
近未来的世界を舞台に、AI/VRの技術を駆使して亡き母のVF(ヴァーチャル・フィギュア)を創るというショッキングな話で始まるのだが、全体を通して静かに淡々と語られる主人公の内面の旅は、しみじみとして感動的でさえある。しかし正直言って、イフィという登場人物はこの作品に必要だったのだろうか。彼の存在だけが異質で、ドラマの折角のしんとした静謐さを邪魔しているようにも感じる。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
四半世紀後の世界で生きる一人の青年が、みごとに描かれていた。  コロナ禍、なんでも希薄に淡白に済ませる世の中の風潮というか慣習がもうまる3年にもなるが、それが25年経ち、気がつけばこんな世の中になっているのか……と未来をのぞき見たようだった。しかし厳しい社会の混沌の中で、ひたむきに己と向き合う健気な現実の暮らしの中で、偶然の巡り合わせで全くの無関係から生身の人間が出会い、関係が生まれ繋がる「人の温もり」が生じる歓びをつぶさに感じた。  しかもそれが最悪なある日のできごとがきっかけだったりする。深い★5。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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