ハイラム・Ｗ・スミスという著者名、フランクリンコビー社とくると、イロイロな名著が浮かんできますよね。
この「もっとも大切なこと」も期待を裏切らない、名著の一つだと思います。
「ＴＱ」と比べてどうかは、好みの問題というか、その時点で何を求めて読んだかによって評価がわかれると思います。
私の印象では、より実行面を具体的に解説しているのが「ＴＱ」で、どちらかというとその前段階の内的充実に比重をおいているのがこの「もっとも大切なこと」って感じです。
本著において、ハイラムが大切だといっている”自分の役割”や”支配的価値観”、”ミッションに対する自覚”を、読み手として導かれながら明らかにしていく過程は非常にエキサイティングな経験です。
是非、多くの人に手に!とって、実践してもらいたい１冊です。お勧めします。

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レグルス

あなたにとって「もっとも大切なこと」を発見する

2004年6月17日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

自分の中の優先順位がはっきり確定していないから、何をやっていても満たされず、何かが足りないような焦燥感が常につきまとう（これは本書の内容を噛み砕いて別の言葉でまとめたもの）。「もっとも大切なこと」をつきとめれば、それに向かって、常にそれを念頭に置いて、それに向かって進んで行けばいい、というのが本書の主張です。
それをつきとめるのに大事な手がかりが、「役割・価値観・ミッション」。
自分と社会（とうぜん家族も）における関係・役割を再考し、自分がやっていることと本当にやりたいこととのギャップを見出し、本当に価値を置いていることを確認し、それにそったミッション・ステートメント（決意宣言）をたてる。
本書と類字書との違いはまさにこの部分、特に価値観を重視しているところにあるように思います。
他の本では夢と言っているのと同じようなものですが、人による向き不向きなのか、価値観というほうが適切なのかは、なんとも判断がつきかねますが…。

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Thinking Dad

よいです

2007年10月30日に日本でレビュー済み

　TQも持っていますが、こちらも良い内容です。

　他の方も書いておられますが、ミッションステートメントの作成・更新時はTQよりもこちらが参考になるでしょう。

　ただのTQ焼き直し本ではなく全体としてよくまとまっており読んでよかったと思える良書でした。

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ひでまろ

「TQ」の方をお勧めします

2005年1月25日に日本でレビュー済み

～結論から先に書きます。
「本当に大切なものを発見するために、私はTQをお勧めします」
---
私は「TQ」を読んで感銘を受け、合わせて「フランクリン・システム」を読み、愛用のバイブル（システム手帳）でフランクリン・プランナーもどきを実践しています。
当然、TQの続編となる本書には期待していましたが、残念ながら期待外れでした。この本を読んでも、～～「価値観」と「ミッション」の概念の違いが理解できません。
また、この本にはTQで紹介された事例の再掲載が多いのですが、困ったことに、TQの方が表現力で勝っているのです（TQはグイグイ惹き込まれる感じ）。
例えば、今は亡き「ニューヨークのツインタワーのてっぺんで子供を人質に取られたとき、あなたはどういう行動を取るか？」という「自分の本当に～～大切なもの」＝価値観を発見する（気付かされる）ための重要な場面が、「新宿の超高層ビルのてっぺん」に変わってしまいました。
諸般の理由から、訳者が設定を変えたのかもしれませんが、既にTQを読んで知っていただけに、陳腐で情けなく感じました。世界観が台無しです。
フランクリン・クエスト社とコヴィー・リーダーシップ・センターが合併してフラン～～クリン・コヴィー社になったようですが、この本は「合併後の新しいシステムに合わせてTQを焼き直した」だけのように思えます。
既にTQを読んだ人は、この本から得られるものは少ないでしょう。
まだどちらも読んでいない人には、TQをお勧めします。TQは人生のバイブルとなり得る良書です。～

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shu

What matters most?

2005年12月3日に日本でレビュー済み

What matters most のmatterは動詞であり、sは複数形のsではありません。

ただ、最も重要なことがいくつもあってもいいとは思います。

　

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レビュー苦手

「もっとも大切なこと」の意味

2003年1月5日に日本でレビュー済み

　本書は「TQ―心の安らぎを発見する時間管理の探究」の続編のように密接な
関係があり、ぜひこの本を読む前に「TQ」を読まれることをおすすめします。
　まず、４部構成のこの本で２部と３部の部分で私は感銘を受けました。
少なくとも、読む前の自分と読み終わった自分とでは「価値観」についての
考え方が変わりました。
自分の役割、自分の価値観の発見の仕方、個人的ミッションステートメントの
考え方、重要と緊急の違いなど読みどころばかりでした。
フランクリンプランナーを使っている方であれば、この本のエッセンスを
理解し、活用されるのではないでしょうか。

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もっとも大切なこと: ビジネスと人生に最高の結果をもたらす三つの鍵 単行本 – 2002/11/1

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フランクリン・コヴィー・ジャパン

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もっとも大切なこと: ビジネスと人生に最高の結果をもたらす三つの鍵単行本 – 2002/11/1

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