山を縦走して修行する修験行者(山伏)に密着同行したルポで、その意味ではいわゆる山岳旅行記(冒険記)で、完全なノンフィクションである。
臨場感のある、率直な表現の文体からは、その場の空気感までもリアルに伝わってくる。
難しい専門用語などはほとんどなく、山岳や修験にあまり関わりのない方でも、肩がこらずに読めると思う。
これが書かれた(密着同行した)時代はもう40年近く前なので、これから同様の行動を考えている人の参考にはなりにくいと思うが、修験行者が行っているこの本のテーマになった修行(大峯奥駈修行)そのものは、この書が書かれた当時も今も、その内容はほとんど変わっていないので、修験道の一端を知るには良い本である。
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大峯山秘録: 花の果てを縦走する 単行本 – 1985/9/1
前田 良一
(著)
- 本の長さ211ページ
- 言語日本語
- 出版社大阪書籍
- 発売日1985/9/1
- ISBN-104754890078
- ISBN-13978-4754890070
登録情報
- 出版社 : 大阪書籍 (1985/9/1)
- 発売日 : 1985/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 211ページ
- ISBN-10 : 4754890078
- ISBN-13 : 978-4754890070
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,018,626位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2021年1月17日に日本でレビュー済み
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大峯奥駈道の縦走記と、大峯山や奥吉野にまつわる種々の逸話集。著者は新聞記者だけに描写がとても上手く、山中の息づかいが目に浮かぶ。後半は「オニ雅」こと伝説の強力岡田雅行氏の足跡を追った記述は、記者の取材の真骨頂のようで特に面白かった。
2018年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
札幌の中央図書館で書庫に頼まないと読めない本でした。でも今は貸し出し期限を気にせず堂々と読めます、そのぐらい価値のある一冊です。