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地球の未来のため僕が決断したこと 単行本 – 2021/8/18

4.4 5つ星のうち4.4 356個の評価

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ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー1位
人と経済の「本当に持続可能な未来像」を描きだす、ビル・ゲイツ20年ぶりの著書

暴風雨、高潮、干魃、感染症の拡大.......気候大災害が今世紀中に奪う命の数は、COVID-19の5倍にものぼる。人命を奪い、経済を後退させる気候の惨劇を避けるためになにができるのか。その答えを探すため、ビル・ゲイツは科学、経済、政治の専門家と協力し、気候変動を解決するためのブレークスルーを探し求め、来るべき世界の姿を思い描いてきた。

10年にわたるその取り組みは、あらゆる人が科学文明のもたらす豊かさを享受できる「本当に持続可能な世界」を指し示している。今なお世界の最先端をリードするテクノロジーの巨人が、我々が歩むべき前進の道を提示する。

■扱われる主なトピック
・正しい気候変動対策が行われなかったら、世界はどうなるのか
・クリーンな発電法のうち、どの方法が現実的なのか
・食品生産による温室効果ガスの排出を抑える、人造肉の技術について
・温室効果ガスの排出を減らしながら、いままで通りの工業生産を維持するために
・問題解決の障壁である、政府の政策が犯してきた誤りとは何か
・未来のため、私たち一人ひとりに何ができるのか

■評価
気候変動という最も深刻かつ大きな課題のもとで再編成されていく、グローバル経済を生き抜くための入門書だ。――エコノミスト紙

教科書のように理路整然としていて読みやすいのに、最新のアイディアが濃密に詰まっている。――ウォール・ストリート・ジャーナル・マガジン

厳しい現実をきちんと見据えた上で、私たちに気候大災害を避ける力があることを示してくれる。――サイエンス誌

■目次
はじめに 510億からゼロへ
第1章 なぜゼロなのか
第2章 道は険しい
第3章 気候について論じるときの5つの問い
第4章 電気を使う――年間510億トンのうち27%
第5章 ものをつくる――年間510億トンのうち31%
第6章 ものを育てる――年間510億トンのうち19%
第7章 移動する――年間510億トンのうち16%
第8章 冷やしたり暖めたりする――年間510億トンのうち7%
第9章 暖かくなった世界に適応する
第10章 なぜ政府の政策が重要なのか
第11章 ゼロ達成に向けた計画
第12章 一人ひとりにできること
おわりに 気候変動とCOVID-19
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出版社より

ビル・ゲイツ SDGs
ビル・ゲイツ 1位

風力発電

人造肉

ジオエンジニアリング

セメント

東京と風力発電

再生可能エネルギーのうち、とりわけ風力太陽光発電は代表的な気候変動対策の手法として知られている。では、もし東京の電気をすべて風力でまかなうことにして、大型台風で全ての風車が3日止まったらどうなるか? バッテリーのために、とんでもない額の出費が必要になる。

注目の集まる「人造肉」

食肉の生産のために飼育される牛や豚たちは、CO2よりずっと温室効果の高いメタンガスを、ふんやげっぷなどの形で排出する。その問題の解決策のひとつが、動物から実際に取り出した細胞でつくられる人造肉だ。すでにアメリカの一部地域で購入可能で、味もかなりよいという。

ジオエンジニアリング

いちど上がってしまった気温を下げることはできないのか? 研究者たちは、そんな問いにも答えを出そうとしている。大気の上層に微細な粒子を散布することで雲を白くして太陽光を遮り、地表の気温を下げる技術もそのひとつだ。ただし、これはあくまで緊急の手段にすぎない。

鋼鉄とセメント

都市に欠かせないものが鋼鉄とセメントだ。この2つだけで温室効果ガス排出量全体のうち10%を占めている。特にセメントは科学反応の過程で必ずCO2を発生するから、問題解決にはクリーンなエネルギーを用いること、そして、空気中の温室効果ガスを回収するDAC(直接空気回収)技術の進歩が急務だ。

地球の未来のため僕が決断したこと書影 新刊書影
地球の未来のため 僕が決断したこと パンデミックなき未来へ 僕たちにできること
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.4
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5つ星のうち3.9
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価格 ¥2,202 ¥1,470
内容紹介 ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー1位! ビル・ゲイツが放つ、将来への提言 温室効果ガスの排出量をゼロにするしか、我々が生き残る道はない。「気候大災害」を回避するために、ビル・ゲイツは政治・経済・科学のあらゆる側面から分析を進めてきた。10年の調査が結実し、パンデミックをも予期した著者の描く未来像が明らかに。20年ぶりの著作。 僕たちはどうすれば、感染症の世界的大流行=パンデミックのないコロナ後の世界を構築できるのだろうか。慈善家として20年以上にわたり世界の健康問題や疾病撲滅に取り組んできたビル・ゲイツが、最新科学とデータをもとに実現可能な希望の未来を提示する。

商品の説明

著者について

ビル・ゲイツ
技術者、経営者、慈善家。1975年、旧知のポール・アレンと共にマイクロソフト社を設立。現在はビル&メリンダ財団の共同会長を務めている。また、クリーンエネルギーやそのほかの気候変動に関わる技術の商業化を目的とするブレークスルー・エナジーを立ち上げた。3人の子どもがいる。

山田 文 翻訳家。訳書にユヌス『3つのゼロの世界』、ウォルフ『炎と怒り』(共訳、以上早川書房刊)、クラステフ『コロナ・ショックは世界をどう変えるか』、ヴォルナー『壁の世界史』など多数。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 早川書房 (2021/8/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2021/8/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 336ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4152100435
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4152100436
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.9 x 2.7 x 19.4 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 356個の評価

著者について

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ビル・ゲイツ
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神様すぎる!そして、一度の寄付額としては史上最大級となる200億ドル(日本円で約2兆7000億円、発表当時のレート)の寄付もされてます!
各家庭へ1冊、学校の教科書や授業、学校、政治党内での活動にも採り入れて欲しい1冊です。老若男女問わず関心を持たれると思います(^-^)『温室効果ガスは完全に悪者ではない。部屋を温かくする役割がある。』というお話しや、後半には関係者の方々のお名前を沢山挙げられたりと、天才頭脳でハンサムだけではなくお人柄も表れていて、自身の日々や気候変動の取り組み、今後の世界にも前向きになれる本です!考えているスケールや金額も桁外れなのに、民間へ分かりやすく説明されていて(イメージしやすい具体例もあり)、そこも凄さを感じました(;゚Д゚)!弱い立場にある人々を救いながらも、多くの役立つ商品・市場を開拓すること、色んな事象が補完的だったり、繋がっているんだ、と…皆さんで応援・個々でも微力ながら活動しましょう!
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2023年12月6日に日本でレビュー済み
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各家庭へ1冊、学校の教科書や授業、学校、政治党内での活動にも採り入れて欲しい1冊です。
老若男女問わず関心を持たれると思います(^-^)
『温室効果ガスは完全に悪者ではない。部屋を温かくする役割がある。』というお話しや、後半には関係者の方々のお名前を沢山挙げられたりと、天才頭脳でハンサムだけではなくお人柄も表れていて、自身の日々や気候変動の取り組み、今後の世界にも前向きになれる本です!

考えているスケールや金額も桁外れなのに、民間へ分かりやすく説明されていて(イメージしやすい具体例もあり)、そこも凄さを感じました(;゚Д゚)!

弱い立場にある人々を救いながらも、多くの役立つ商品・市場を開拓すること、色んな事象が補完的だったり、繋がっているんだ、と…皆さんで応援・個々でも微力ながら活動しましょう!
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5つ星のうち5.0 神様すぎる!そして、一度の寄付額としては史上最大級となる200億ドル(日本円で約2兆7000億円、発表当時のレート)の寄付もされてます!
2023年12月6日に日本でレビュー済み
各家庭へ1冊、学校の教科書や授業、学校、政治党内での活動にも採り入れて欲しい1冊です。
老若男女問わず関心を持たれると思います(^-^)
『温室効果ガスは完全に悪者ではない。部屋を温かくする役割がある。』というお話しや、後半には関係者の方々のお名前を沢山挙げられたりと、天才頭脳でハンサムだけではなくお人柄も表れていて、自身の日々や気候変動の取り組み、今後の世界にも前向きになれる本です!

考えているスケールや金額も桁外れなのに、民間へ分かりやすく説明されていて(イメージしやすい具体例もあり)、そこも凄さを感じました(;゚Д゚)!

弱い立場にある人々を救いながらも、多くの役立つ商品・市場を開拓すること、色んな事象が補完的だったり、繋がっているんだ、と…皆さんで応援・個々でも微力ながら活動しましょう!
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2024年1月9日に日本でレビュー済み
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環境保護が叫ばれて久しい中、「じゃあ個人として何ができるの?」と疑問を持っている方におすすめの本。
個人の重要な行動は、市場にシグナルを送ること。例えば、少し高くてもグリーンミートを購入する選択をすれば、それがシグナルとなり、グリーンミート市場に参入する企業が増加する。個人として、環境保護のために何ができるかのシグナルを市場に送ることが、最大の個人の貢献となる。

私は環境問題に興味はあるけど、「エコフレンドリーです!」と大声で唱える人たちがやや苦手でした。
でも黙っていては何のシグナルも送れておらず、個人の力を発揮できていない。
自分も恥ずかしがらずにシグナルを送ろうと、思わせてくれた本でした。

もちろん法人として国家として、何をすべきなのかという行動指針にもできる良い本です。さすがビルゲイツと思わずにはおれません。
2022年4月3日に日本でレビュー済み
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地球温暖化で臨界点を超えると後戻りできないというニュースを目にすることが多くなりましたが、どこか自分事でとらえていない自分がいましたが、この本を読んで物事の見方が変わりました。

パンデミックで数百万人が死亡し、数千万人が失業したにも関わらずそれでも世界の温室効果ガス排出量はたった5%した減らなかったということで、既存の延長で物事を考えても解決手段には行き着けないと思いました。電気を使わない昔のライフスタイルに戻ることはできないでしょうし、先進国のような生活を手に入れるために発展しつつある国の発展を止めることもできないと思います。

この30年くらいで、技術進化で様々な「便利」を手に入れてきました。スマートフォンでいつでもどこでも必要な情報を得られるなんて昔は考えられなかったと思います。毎年毎年画期的な商品が出てきてワクワクしていましたが最近はiPhoneもあまり変化が見えなくなってきました。「より便利に」を解決するための手段としてのテクノロジーの役割は段々と少なくなっている気がします。

次の段階として、「環境に優しい」を解決するための手段としてテクノロジーを使う段階に来たのかもしれません。日本の商品は品質が高いがコストがかかる。こんな見方がよく言われてきました。品質にこだわりを持てる日本だからこそ、「環境に優しい」テクノロジーで先端を行ける可能性もあると思います。

いろいろと世界が慌ただしく変化する中で、本件の課題も他人事に考えては行けないんだろうなと思い、色々と考えてしまいました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年8月23日に日本でレビュー済み
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IT企業で成功したビル・ゲイツ氏による未来への提言。

訳者あとがきで簡潔に書いてある事を孫引きさせてもらうと、

「『大気中の温室効果ガスを増やすのをやめさせなければ、気温は上がりつづける』ことである。現状では年間およそ五一〇億トンが排出されている。これをゼロにしなければならない。この問題に対してゲイツは、それを解決する技術を提示する。年間五一〇億トンを、電気を使う(二七パーセント)、ものをつくる(三一パーセント)、ものを育てる(一九パーセント)、移動する(一六パーセント)、冷やしたり温めたりする(七五パーセント)、の五つの分野に分け、最先端の研究の到達点をふまえながら、各領域で既存の炭素ゼロ技術の選択肢およびその可能性と限界を示していく」

「必要なのは、気候変動を悪化させることなく低所得層が経済発展のはしごを上れるようにすることである」

となりました。つまり、温室効果ガスをゼロにしながらも、経済成長を目指さないといけないという事でしょうか(個人的には好きなバンドのコールドプレイが温室効果や環境に配慮してツアーとかをもうしない、というが残念)。

その為に「炭素を排出する既存技術と排出ゼロの新技術のコスト差を示す『グリーン・プレミアム』という概念が中心的な位置を占める」「現行の技術よりもコストがあまりに高いと、炭素ゼロ技術への移行はすすまない。その差額を埋めることが重要なのである」という事になるとの事です。

私も基本的にはゲイツ氏の見識に賛同しますが、代替エネルギーを考える所で、原子力発電も真剣に考慮されている所は日本では賛同されにくいのではないかと思いました(戦争中の惨禍等で)。

また、肉の需要が増える事に関して、牛や豚のおならやげっぷも二酸化炭素になる、という所も知らなかったので意外でした。家畜を増やすよりも、代替肉の使用を勧めてらっしゃいますが、日本の豆腐ハンバーグみたいな物でしょうか。

或いは、夏の冷房に関しては摂氏40度を超えて、使わないと死ぬ可能性が高いので、以前の様に使い過ぎを諫めるよりも、積極的に使う様にと、世間の風潮が変わりましたが、その結果として、炭素ガスを使ってしまうので、その辺の矛盾も解決していない様にも思えました。

全ての解決にイノベーション、技術革新が必要ともありますが、必ず成功と解決とをするとは限らないので、そこら辺も不安定要素を感じました(温暖化が一部利権になっている、とも聞きますし)。

という様に色々思う所もありましたし、人によっては金持ちの気まぐれ、上の目目線、セレブの苦悩とか否定的に受け取る人もいらっしゃると思われますが、個人的には、ビル・ゲイツ氏のノブレス・オブリージュ、現代の問題に真剣に取り組んでいるという誠意は感じました。

現代を生きる人が決して目を背けてはならない問題に迫った提言。必読。

蛇足ですが、ゲイツ氏にはExcellやWordの資格テストの値段を下げてもらえないでしょうかね。貧乏人には負担なので。
39人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年10月23日に日本でレビュー済み
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ツイッターでのレビューがきっかけで購入しました。
一見、気候変動と関係が薄そうなビル・ゲイツ氏がどのようにこの問題を語るのか、興味を持って読み進めました。

現状→課題→解決手段・アイディアと、テーマ毎にわかりやすく簡潔にまとまっていて、とても読みやすかったです。気候変動については問題のスケールがあまりに大きすぎて、いまいち重要性がピンと来ていなかったのですが、本書を読み終えて視界がクリアになりました。たとえば、温室効果ガス削減効果の大きさを考えるためには、「カーボンニュートラルを実現するために必要な温室効果ガスの年間排出量510億トンを基準に考えると良い」といったものさしを教えてくれます。

また、全体を通じてポジティブなトーンで語られているのも良かったです。温室効果ガスの抑制・削減に取り組む、最新のグリーン・テクノロジーについて、魅力的に紹介されていて、未来に希望が持てました。エンジニアであるビル・ゲイツ氏らしさが出ている内容です。

300ページほどの分量もちょうど良いですし、おすすめです。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年11月17日に日本でレビュー済み
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凡人の私には理解しがたいです。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年3月19日に日本でレビュー済み
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一読はしておかなければ!と購読

・人生を最大限に楽しむため(大いに賛同)
・クリーンエネルギーで雇用創出と排出削減が実現

個人的には12章以降にテーマが凝縮
それ以前は個別具体例の紹介と解説と感じました。

以下、本書内容とは関係ないのですが

世の中には賢くて立派な方がいることを痛感←愚問?
時効?
大昔、セコい受験テクニックに満喫した自分を思い返し
次の道へ向かい進むことを学びました。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年8月21日に日本でレビュー済み
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下手な日本の経営者の自画自賛本よりも、この本を読む方が、脱炭素とビルゲイツの思考がわかるのでおすすめです。特に、物事のまとめ方、プレゼンの巧さが分かる。

また個人的に、
脱炭素を知りたかったので、大枠(統計)から、細かい分野の先端技術までまとめられており、
とても勉強になりました。

話は逸れますが、
日本の一流企業を経営してる社長さんも、この様な本を出して、世界にビジョンを示してほしい。

結論、ビルゲイツは、現役の超一流のビジネスマンでした。
28人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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