プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥528¥528 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥528¥528 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥450¥450 税込
無料配送 5月18日-20日にお届け
発送元: さくら84ブックス 販売者: さくら84ブックス
¥450¥450 税込
無料配送 5月18日-20日にお届け
発送元: さくら84ブックス
販売者: さくら84ブックス
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
越年 岡本かの子恋愛小説集 (角川文庫) 文庫 – 2019/8/23
岡本 かの子
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥528","priceAmount":528.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"528","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"TcL0m9RmfKPD%2BsHHP6tsQ5sGjLMa5AM8O%2FMoh76FRCjA%2BSpeVmf4x5myzV2jZM8KGzMpXBtyxP6NIJsc3sGhdLo%2BHXoYTM94HrfHEVz%2FOJXCMctpOE8n2Uq5r2gu%2FNO5z7bE1z9XYJQ%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥450","priceAmount":450.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"450","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"TcL0m9RmfKPD%2BsHHP6tsQ5sGjLMa5AM8F9QWbxQKau7CVtV%2BQMFPhCARVTuAM5FhzTtjgilezQW8d%2BrRaCTUijbnY35bT9eNtJQ2GPdk8dV%2FsyN%2FdZHi7TcndtOvwWJXnwE3NSNtzkqmq2SbuHvwsRiwPHkmmedxf9hgcowT8Idl8nerZ7oktg%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
岡本かの子の優れた短編の中から、恋愛にまつわる傑作を選りすぐって収録!
12月のある日、加奈江は同僚の男から突然平手打ちをされる。しかも男はそのまま退職してしまった。加奈江は悔しさのあまりその男を探して銀座を歩き回るが…(「越年」)。恋愛にまつわる傑作短編を収録!
12月のある日、加奈江は同僚の男から突然平手打ちをされる。しかも男はそのまま退職してしまった。加奈江は悔しさのあまりその男を探して銀座を歩き回るが…(「越年」)。恋愛にまつわる傑作短編を収録!
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2019/8/23
- 寸法10.7 x 0.8 x 14.9 cm
- ISBN-104041085616
- ISBN-13978-4041085615
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 越年 岡本かの子恋愛小説集 (角川文庫)
¥528¥528
最短で5月15日 水曜日のお届け予定です
残り9点(入荷予定あり)
¥968¥968
最短で5月15日 水曜日のお届け予定です
残り8点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
●岡本 かの子:東京都生まれ。跡見女学校卒。1906年与謝野晶子に師事し「明星」に投稿。のち「スバル」同人として活躍。1910年画学生岡本一平と結婚、翌年太郎を出産。1929年から7年間渡欧。帰国後、1936年に芥川龍之介をモデルとした『鶴は病みき』で作家デビュー。以来、短編を中心に多くのすぐれた作品を残した。1939年没。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2019/8/23)
- 発売日 : 2019/8/23
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 192ページ
- ISBN-10 : 4041085616
- ISBN-13 : 978-4041085615
- 寸法 : 10.7 x 0.8 x 14.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 142,008位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
友人の勧めでNHKの朗読を聴いたが、その際に岡本かの子の金魚繚乱に感動。早速読みたくなり購入。期待以上に素晴らしい。今や漫画にもなっているようだ。
2019年9月8日に日本でレビュー済み
この粘り、この求心力。現代の女流作家(あえてこの言葉を使う)は岡本かの子を心して読むべし。
最も多くページを割いているのは「金魚繚乱」。崖の上に住むアンニュイな幼馴染に惹かれる主人公。しかし男は、家業である金魚の養殖に打ち込むうちに、次第に新種の金魚を作り出すことに熱中していきます。美しい幼馴染と美しい金魚。金魚のような女から金魚そのものへ。女が好きなのか金魚が好きなのか。小説世界は美と混沌の様相を呈したあげく、意外なエンディングを迎えます。
「老妓抄」は、長年水商売で生きた老芸者が、何を思ったか発明に打ち込む若者を世話する話。ツバメにするのでも養女と沿わせるのでもない。発明に倦んだ男が財産を狙うのでもない。ついに何事も起こらない3人の不可思議な関係。女心の襞を描き尽くす妖しい文章が、読み手を引き込んでいきます。
そして代表作ともいわれる「家霊」。家業のどじょう店を毛嫌いながら、やがて店の帳場に座る一人娘と、毎晩どじょう汁をねだりに来る訳ありの老職人。代々入り婿の放蕩に苦労してきた家付き女四代が、それでも家業に執着して見えてくるものは。練りあげた文章が精妙さを放ちます。
「夏の世の夢」「過去世」の両編は、それぞれ結婚前の娘と生活力のない旧家の兄弟の話。失われゆく妖しい夜と滅びゆく妖しい同性愛。多くの小説や映画で取り入れられている世界。岡本かの子のこの作品が先駆けなのでしょうか。
「窓」は、 男と女の別れを、かつて女の部屋の窓から見た火事の思い出と重ねた短編。火事の爆発が女の「妬心」を誘発するというのは面白いのですが、時系列が今一つすっとこちらの胸に入ってきませんでした。
「越年」は、退職直後の同僚に頬を叩かれたOLが、怒りに任せてその男を探し回る話。ようやくにして見つけたあげく知らされた真の理由とは…。表題作だからと思って期待するほどの意外性はあまりありません。他にわずか二頁のショートコントの「気の毒な奥様」。
「恋愛小説集」と銘打ちながらさすが岡本かの子。どれも一癖二癖あるものばかりです。でも異様な愛が異様に見えないのがさすが。作者の筆力のなせる業でしょう。
表題作をタイトルにして映画化もされるそうです。峯田和伸と橋本マナミW主演。来春公開。
最も多くページを割いているのは「金魚繚乱」。崖の上に住むアンニュイな幼馴染に惹かれる主人公。しかし男は、家業である金魚の養殖に打ち込むうちに、次第に新種の金魚を作り出すことに熱中していきます。美しい幼馴染と美しい金魚。金魚のような女から金魚そのものへ。女が好きなのか金魚が好きなのか。小説世界は美と混沌の様相を呈したあげく、意外なエンディングを迎えます。
「老妓抄」は、長年水商売で生きた老芸者が、何を思ったか発明に打ち込む若者を世話する話。ツバメにするのでも養女と沿わせるのでもない。発明に倦んだ男が財産を狙うのでもない。ついに何事も起こらない3人の不可思議な関係。女心の襞を描き尽くす妖しい文章が、読み手を引き込んでいきます。
そして代表作ともいわれる「家霊」。家業のどじょう店を毛嫌いながら、やがて店の帳場に座る一人娘と、毎晩どじょう汁をねだりに来る訳ありの老職人。代々入り婿の放蕩に苦労してきた家付き女四代が、それでも家業に執着して見えてくるものは。練りあげた文章が精妙さを放ちます。
「夏の世の夢」「過去世」の両編は、それぞれ結婚前の娘と生活力のない旧家の兄弟の話。失われゆく妖しい夜と滅びゆく妖しい同性愛。多くの小説や映画で取り入れられている世界。岡本かの子のこの作品が先駆けなのでしょうか。
「窓」は、 男と女の別れを、かつて女の部屋の窓から見た火事の思い出と重ねた短編。火事の爆発が女の「妬心」を誘発するというのは面白いのですが、時系列が今一つすっとこちらの胸に入ってきませんでした。
「越年」は、退職直後の同僚に頬を叩かれたOLが、怒りに任せてその男を探し回る話。ようやくにして見つけたあげく知らされた真の理由とは…。表題作だからと思って期待するほどの意外性はあまりありません。他にわずか二頁のショートコントの「気の毒な奥様」。
「恋愛小説集」と銘打ちながらさすが岡本かの子。どれも一癖二癖あるものばかりです。でも異様な愛が異様に見えないのがさすが。作者の筆力のなせる業でしょう。
表題作をタイトルにして映画化もされるそうです。峯田和伸と橋本マナミW主演。来春公開。