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「謎」の進学校 麻布の教え (集英社新書) Kindle版

4.3 5つ星のうち4.3 181個の評価

灘、開成、筑駒……東京大学合格者数ランキングの「常連校」は数多く存在する。しかし、50年以上トップ10に名を連ねる麻布の校長は「東大入試のために6年間も使うのはバカバカしい」と断言して憚らない。校則もなければ、大学現役合格にもこだわらない。いわゆる「進学校」のイメージを裏切り続ける麻布。独自の教育と魅力を解き明かすべく、現役の生徒から図書館司書、保健室の先生、麻布が輩出した各界OBの証言までを徹底取材!【目次】はじめに/第一章 中学受験の難関校・麻布の内側/【麻布のOB その1】与謝野 馨さん(政治家、元財務大臣)/第二章 麻布の生徒は何を考えているのか/【麻布のOB その2】山下洋輔さん(ジャズピアニスト)/第三章 教員が見た麻布/【麻布のOB その3】橋本大二郎さん(元高知県知事、キャスター)/第四章 岐路に立つ麻布/【麻布のOB その4】中条省平(学習院大学文学部フランス語圏文化学科教授)/【麻布のOB その5】古川 亨さん(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)/第五章 ある麻布の校長先生/【麻布のOB その6】河東泰之さん(東京大学大学院数理科学研究科所属)/おわりに
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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B00SM4HCL6
  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2014/10/22)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2014/10/22
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 2129 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 201ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 181個の評価

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神田 憲行
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2015年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
【自分のアタマで考える人間を養成する】

麻布、その自由さで際立っているのだが…

そもそも、ほとんどの人は、自由なんか求めてない。
なぜなら、自由の少ない環境では、考えなくて済む。
考えないのはラク、だから、本当は人は不自由を好む。

でも、人が自由な環境に放り出されたら、考えざる得ない。

麻布が自由である理由、それは、おそらく
「自分のアタマで考える人間を育てる」ためなのでは?
ここで、実は「麻布の自由さ」は表層でしかないことに気づく。

「ただ生徒を『放牧』して『自由』を与えているのではなく、
教師たちが陰で支えているからこその自由である。
そのことがこの学校の最大の価値観であることを、
教師・生徒ともに認識を共有できていることも大きい。」

「君らの価値観をぶっこわすのに三年間ぐらいかかるんだよね。
それでやっと高二ぐらいで、ものを考え始める。」(当時の校長)

「自由には責任が伴う」なんて当たり前のことを説教する輩が多いけど、
「自由には忍耐が伴う」が正解なのだと思った。

【自分の居場所を作る人間を養成する】

学校説明会では「どんな生徒にも居場所があります」と宣言する。

「この学校はいろんな『一番』の子が集まっている。
成績は芳しくなくても、『この点では負けない』という価値観をもって進んでいく。
それが自分を保つための条件、みたいなものにもなっている。」

「社会に出てから麻布の卒業生の個性が際だって見えるのは、
書くことを通じて徹底した自己表現の訓練を受けているからかもしれない。」

自分の居場所を作るために必要なこと。
それは、自分に何らかの価値を見出し、それを明確に表現できるようにすることなのだ。

最後に著者の、あとがきを引用。
「『人に迷惑をかけるな』という言葉は、教師が生徒を管理するのに大変都合のよい考え方である。
人に迷惑をかけないこと即ち、教師に従うことにつながる。」

大半の日本の学校は、従順で管理しやすい人間を養成するための機関。
それに対し、麻布はその真逆の人間を養成する機関。

「麻布って変」をテーマに2年間もの取材で描き上げられた内容は、
確かに日本の学校の姿としては「変」なのだが、
そこにこそ大きな可能性と魅力が溢れてるし、
人生を強く生き抜くヒントが示唆されてると感じた次第です。
37人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年10月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
男に産まれたならば「こじらせて」なんぼ。ただし共感、刺激し合える仲間がいることが前提である。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たまたま、先輩に尊敬する麻布出身者がいたので購入してみました。

まずびっくりしたのが、神田憲行という著者の1冊の本を書くのに2年もかけた
情熱と、かけさせた「麻布」という、学校の魅力でした。
さすが、2年もかけただけあって、詳細な内容で、麻布という学校のすべてが
描かれています。

奥の深いというか、常識では考えられない、教育を施しています。

というか、生徒から引き出しているといった方がいいのでしょうか。
しかもそれが、明治28年に設立されたという伝統ある「進学校」

ウィキペディアで調べたら、政界で福田康夫、橋本龍太郎両首相
財界で福井威夫(本田技研社長)など、新旧大企業の社長を多数輩出している。

学者では木原均(文化勲章)、ドクター中松(選挙によく出る)、宮台真司とこれ数多。
文学も多い。安部譲二、高橋源一郎、荻原井泉水、 北杜夫、山口 瞳、 倉本聡、
吉行淳之介、川本三郎、奥野健男・・・
芸術・芸能では青木繁 (洋画家)、岡鹿之助(洋画家)、長谷川潔(版画家)
小沢昭一、加藤 武、フランキー堺、山下洋輔 ・・・
・・・・等々ビックリするほどの有名人を輩出し、その中に安部譲二、ドクター中松
小沢昭一などの異才もいる。

また、文中の、生徒の会話のレベルの高さにびっくりした。
生徒と先生がこんな深遠な哲学的ともいえる話を日常的にしている学校とは!
また国語、英語からはじまり工芸に至るまでの教科の、レベルの高さと、
生徒の能力の引き出し方。
これでは、大学に入っても、授業が低レベルに思えるわけでしょう。

しかも、校長は「二兎を追う学校」と言っている。
「東大合格者数を増やすことだけ考えて、ただの進学校にしてしまえば話は
簡単なんです。
41人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読みやすい文章。麻布の校風が伝わってくる。入試問題を真剣につくっているのですね。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年7月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現役で東京大学を目指すのなら、むしろ麻布中学に入らないほうがいいかもしれない。だが、社会に出てから必要なのは、頭の良さよりは、むしろ「リーダーシップ」「調整力」「突破力」「課題解決力」というキーワードに象徴される力であろう。麻布の教育は、そういう点数にならないところに馬鹿がつくほど真剣に取り組んでいる教育だ。

最近、中学校の学校説明会にいくと、実験教室が○個あります、交換留学で英語に力を入れている、電子黒板を全教室導入、○○大学に何名合格しましたという内容がメインだ。それはそれで親としても気になる点であろう。しかし、麻布の諸先生の話を拝読して、俺は大切なところを見落としていたと思った。

麻布で120年間受け継がれてきたもの、校長先生(当時)もおっしゃっているが、それは社会の流れの中で、流されない強い杭を育てる教育だ。流されるかもしれないけど、その中でも自分だけの世界観を見失わない。そんな人としての核となるところを、13~18歳のときに育成しようというのが麻布だ。

書籍は高校野球取材暦数十年の著者が、学校の協力のもと、2011年頃を中心に2年間かけて取材した内容が書かれている。取材するほうもそうだし、学校側も2年もよく付き合うもんだ。いろいろエピソードはあるが、交番から先生の携帯電話に直通で連絡が来るとかは笑える。他の学校なら退学であろう生徒も、麻布の教員は辛抱強く育てるという。

中高一貫、新興中学の台頭で受験者数が減ったこともあったようだ。それでも、東大合格者のトップ10を長く続けている麻布。麻布らしさを守るためにも、東大合格者数も受け継いでもらいたい。

頑張れ、麻布!
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年7月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
個性的で優秀な人物が多く輩出している麻布高の秘密を探る話しです。でも私の考えでは入試の段階で個性と地頭のある生徒を選んでいるからだと思うんですよね。
もちろんそういう生徒を潰さない麻布教育は立派ですけど。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まぁ学力的に無理だったのですが(笑)
学生の頃もっともっと無茶をしても良かったんだな、うらやましいな、と思う反面、
今なら親の立場として考えた時、この学校大丈夫かな、、、息子が道を外さないかな、、、とやや心配になってしまう気持ちもわかる。
この学校のシステムはすごいな。
本当に親や教師の愛情に支えられている。
おっさんになった卒業生たちはきっと逆の立場になった時その支えられていた自分に気づき感謝するんだろう。
そういう素敵な連鎖が生まれる場所、と勝手に妄想して感動しました(笑)
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
麻布って、ただの自由な進学校だと思ってましたが、素晴らしい先生に支えられてる学校なんだと感じました。
校風は、合う合わないがありますが、自分の子供が行きたいと言ったら行かせてあげたい(入る学力があるかは置いておいて・笑)
5月の文化祭に行こうと考えています。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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