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バンオウ―盤王― 1 (ジャンプコミックス) コミック – 2023/4/4
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永遠の命を持て余していた吸血鬼・月山が出会ったのは“将棋”。将棋の奥深さに魅了された彼は三百年を経て圧倒的な棋力を手にしていた。人間社会で正体を隠してきた月山だが、馴染みの将棋教室を救うために最高峰の棋戦・竜王戦に挑戦することに! 凡才吸血鬼VS天才棋士。将棋界を揺るがす戦いの幕が上がる!
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2023/4/4
- 寸法12.8 x 1.5 x 18.2 cm
- ISBN-104088834895
- ISBN-13978-4088834894
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2023/4/4)
- 発売日 : 2023/4/4
- 言語 : 日本語
- コミック : 208ページ
- ISBN-10 : 4088834895
- ISBN-13 : 978-4088834894
- 寸法 : 12.8 x 1.5 x 18.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 35,027位コミック
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本作は不死のバンパイアが将棋にハマって何百年、ずっと姿を消して生きてきたのにとあるきっかけで表舞台で将棋を指すことになる物語です。
こういった、突然天才が現れる系の話では本作が突出しているのは、主人公は凡人で圧倒的年月をかけて努力したから強い、という点です。
理由なき大きな力は、負け戦に説得力が出ませんし、修行も安っぽく見えます。
それに対して、主人公は独学で強くなったというのも良い。読者に「もしかして、プロの最先端将棋になら負けてしまうかもしれない」という緊張感を持たせることができるからです。
実際、ストーリーの中で苦戦する場面がいくつも訪れます。決して天才では無い、非凡な時間を将棋に費やし続けた、その一点の矜持を持って戦う姿は応援したくなります
こういった、突然天才が現れる系の話では本作が突出しているのは、主人公は凡人で圧倒的年月をかけて努力したから強い、という点です。
理由なき大きな力は、負け戦に説得力が出ませんし、修行も安っぽく見えます。
それに対して、主人公は独学で強くなったというのも良い。読者に「もしかして、プロの最先端将棋になら負けてしまうかもしれない」という緊張感を持たせることができるからです。
実際、ストーリーの中で苦戦する場面がいくつも訪れます。決して天才では無い、非凡な時間を将棋に費やし続けた、その一点の矜持を持って戦う姿は応援したくなります
2023年9月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公が熱中している将棋ですが、対局の一連の手筋が描かれることはなく、あくまで背景に過ぎない作品
人物描写にもストーリーにも深みがあるかというと、そういう要素には欠ける作品です
しかし出てくるキャラ達には嫌味が無く、清涼感と好感度の塊です
こんなに爽やかな読書感の漫画は稀有だと思いながら読んでいます
人物描写にもストーリーにも深みがあるかというと、そういう要素には欠ける作品です
しかし出てくるキャラ達には嫌味が無く、清涼感と好感度の塊です
こんなに爽やかな読書感の漫画は稀有だと思いながら読んでいます
2023年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公は将棋が好きでたまらない吸血鬼。将棋の才に恵まれずとも、江戸時代から指し続けること300年。その棋力はいつしか常人の限界をはるかに超えた領域に達する。
そんな主人公が挑むのは、天賦の才をもつ当代の棋士たち。凡才の300年の研鑽をもってしても、なお高い天才たちの壁。圧倒的な努力と、圧倒的な才能がせめぎ合うコントラストがたまらない作品です。
そんな主人公が挑むのは、天賦の才をもつ当代の棋士たち。凡才の300年の研鑽をもってしても、なお高い天才たちの壁。圧倒的な努力と、圧倒的な才能がせめぎ合うコントラストがたまらない作品です。
2023年5月5日に日本でレビュー済み
本格的な将棋バトル漫画というより人情に重きをおいてる作品だと思う。
一匹狼の吸血鬼が将棋を通して始まる人助け。
今まで日陰で指し続けてきた主人公は日の当たるプロの世界で戦うことを決める。
そこから物語が動き始めます。
ネット将棋の設定だけはヒカルの碁を彷彿とさせますがストーリーは全く違います。
300年夢中になって研究して指し続けてきた吸血鬼(凡才)と普通の人間のプロ(天才)との戦いという設定は面白いです。
何より対戦相手の人物描写の掘り下げ方も上手い。
主人公が勝ってほしいような対戦相手が勝って欲しいような複雑な気持ちになります。
それほど登場人物に悪い人がいない。
特に主人公は人間をリスペクトしていて好感がもてる。
真っ直ぐに将棋に情熱をもった人ばかり。
主人公の友達(吸血鬼)の動向にも注目です笑
たまにチラチラ出てくるギャグもあって将棋のルールが全くわからなくても頭を固くせずにして読めます。
ただ人によってはもっと将棋のバトルシーンをもっと掘り下げて見たいと思う読者もいるかもしれない。
一匹狼の吸血鬼が将棋を通して始まる人助け。
今まで日陰で指し続けてきた主人公は日の当たるプロの世界で戦うことを決める。
そこから物語が動き始めます。
ネット将棋の設定だけはヒカルの碁を彷彿とさせますがストーリーは全く違います。
300年夢中になって研究して指し続けてきた吸血鬼(凡才)と普通の人間のプロ(天才)との戦いという設定は面白いです。
何より対戦相手の人物描写の掘り下げ方も上手い。
主人公が勝ってほしいような対戦相手が勝って欲しいような複雑な気持ちになります。
それほど登場人物に悪い人がいない。
特に主人公は人間をリスペクトしていて好感がもてる。
真っ直ぐに将棋に情熱をもった人ばかり。
主人公の友達(吸血鬼)の動向にも注目です笑
たまにチラチラ出てくるギャグもあって将棋のルールが全くわからなくても頭を固くせずにして読めます。
ただ人によってはもっと将棋のバトルシーンをもっと掘り下げて見たいと思う読者もいるかもしれない。
2023年5月7日に日本でレビュー済み
主人公は数百年を将棋に費やした吸血鬼。
天才ではない。
めちゃくちゃ努力の人だ。
目まぐるしく変わる現代将棋の戦法に、数百年の努力で立ち向かう。
格好いい。
時折はさまるギャグテイストもおもしろい。
天才ではない。
めちゃくちゃ努力の人だ。
目まぐるしく変わる現代将棋の戦法に、数百年の努力で立ち向かう。
格好いい。
時折はさまるギャグテイストもおもしろい。
2023年4月3日に日本でレビュー済み
・長命の吸血鬼(主人公)が将棋にハマリ、300年程将棋に打ち込んできたおかげで超強い棋力を身に付けました。しかし、吸血鬼であり目立たない生活をしていましたが、行きつけの将棋教室を救うために大金が必要になり、表舞台に出てくるという流れ。なお、アマチュアでありながら圧倒的な強さを誇り、インターネット将棋界では有名な存在です(正体不明の棋士扱い。ヒカルの碁のsaiにちょっと似ていますね)。
・主人公の動機と目標がはっきりしているのが良いし、動機が他人のためというのも格好良い。優しい性格で、将棋を心から楽しんでいる姿が見ていて気持ち良い。将棋が凄く強いのですが、吸血鬼だから日光が苦手で、竜王戦に挑むにあたり長時間の将棋がネックというマイナス要素とのジレンマもあって完璧過ぎないところも良いですね。
・吸血鬼ですが人に吸い付くシーンはありません。その一方で吸血鬼を敵視するミステリアスな敵も現れ、将棋だけではないのも面白い(今のところほぼ将棋の話ですが)。
・主人公の動機と目標がはっきりしているのが良いし、動機が他人のためというのも格好良い。優しい性格で、将棋を心から楽しんでいる姿が見ていて気持ち良い。将棋が凄く強いのですが、吸血鬼だから日光が苦手で、竜王戦に挑むにあたり長時間の将棋がネックというマイナス要素とのジレンマもあって完璧過ぎないところも良いですね。
・吸血鬼ですが人に吸い付くシーンはありません。その一方で吸血鬼を敵視するミステリアスな敵も現れ、将棋だけではないのも面白い(今のところほぼ将棋の話ですが)。