とにかく興味深い。
室町の人々はみんなヤクザ映画みたいに出入りが大好き❤
必殺仕事人を大名がやっていた?
とか知らんかった!
もっと知りたくなりました
聖書読みですが日本にもこんな情念の深い歴史が隠されていたのですねー
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室町は今日もハードボイルド:日本中世のアナーキーな世界 (新潮文庫 し 93-1) 文庫 – 2023/12/25
清水 克行
(著)
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日本人は昔から温和なんて大ウソ! 盗みは即死刑、僧侶はデスノートで武士を呪い殺し、ゲス不倫には家を襲撃して破壊。暗殺、切腹、えげつない悪口……。私たちが思い描く「日本人像」を根底から覆す、荒々しく図太く、自由に生きる室町人たち。現代の倫理観とは程遠い中世という“異世界”を知り、常識に囚われがちな私たちの心を解放する! メディアで話題沸騰‼「室町ブーム」の火付け役による痛快・日本史エンタメ!
【文庫特別収録】「余話 室町ピカレスク」「歴史は民衆によって作られる 対談 ヤマザキマリ×清水克行」
後藤正文さん(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
「日本の伝統」というステレオタイプを破壊する、痛快な読書体験でした。
赤江珠緒さん(フリーアナウンサー)
ご先祖様たちは、想像以上に、生命力剝き出しに、抜け抜けと逞しく生きていた!
楠木建さん(一橋ビジネススクール教授)
浅薄な「ダイバーシティ論」に飽きたらない人々に本書を薦める。
【文庫特別収録】「余話 室町ピカレスク」「歴史は民衆によって作られる 対談 ヤマザキマリ×清水克行」
後藤正文さん(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
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赤江珠緒さん(フリーアナウンサー)
ご先祖様たちは、想像以上に、生命力剝き出しに、抜け抜けと逞しく生きていた!
楠木建さん(一橋ビジネススクール教授)
浅薄な「ダイバーシティ論」に飽きたらない人々に本書を薦める。
- 本の長さ368ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2023/12/25
- 寸法15.1 x 10.6 x 2 cm
- ISBN-104101048312
- ISBN-13978-4101048314
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出版社より
登録情報
- 出版社 : 新潮社; 文庫版 (2023/12/25)
- 発売日 : 2023/12/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 368ページ
- ISBN-10 : 4101048312
- ISBN-13 : 978-4101048314
- 寸法 : 15.1 x 10.6 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 8,054位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 57位その他の歴史関連書籍
- - 173位新潮文庫
- - 2,172位文学・評論 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現代の常識からは外れた日本中世の人達の過激(あくまで現代人の感想)な暮らしが垣間見える。行動範囲や人の繋がる範囲、言い伝えや信仰が違えば価値観が変わる。価値観が違えば当然行動も変わる。悪口の話から職業意識の話、人身売買の話、近世に向けての合理主義の話等非常に面白く読むことができた。
特に興味を引かれたのは落書きの話。海外旅行中の学生が世界遺産に落書きし、それをツイッターに上げてしまったことから炎上。本人たちは無残に叩かれ、所属する大学が世界の皆様に心からお詫びしますと謝罪文を出した。日本国名物のSNS匿名バッシング&ワイドショー・マスコミの便乗バッシングも吹き荒れ、国民の狭隘な正義感を満足させたのは記憶に新しい。しかし、世界遺産への落書きはそんなに珍しいものなのだろうか。どうも世界遺産への落書き等は普通にあることらしく、本人達が書く前にも沢山の落書きがされていたとのこと。現地では気にも留めない扱いだったようだ。日本の中世でも、祈願に訪れた参詣者が寺等に落書きをすることは当然だったようで、堂内は落書きだらけだったとのこと。書かれた内容も、現代のトイレの落書きのように卑猥な内容が目白押しで、かつ「アッー!」系が多く非常に面白いとのこと。まぁ、記念に何か書きたいと思うのは、いつの世でも人情なのでしょう。
2008年のイタリア某大聖堂の落書き報道について、日本では国民的バッシングが吹き荒れたが、イタリアでは「日本の集団責任を重んじるげんこつはあまりにも固く、若い学生にも容赦なし」、「(日本では)過ちを犯した人間に容赦がない」、「休みの日でも、地球の反対側に居ても(落書きは)許されない」等、日本の常軌を逸した厳罰主義にドン引きした報道がなされているという。そして著者は、はたして問答無用と袋叩きにした行いは正しかったのか否かと疑問を呈している。異文化を学ぶことは、自分達が正義や常識と信じていることが時間(現代と中世)と場所(日本・世界)を変えればそうではないと知ることになるということだろう。それにより自分達と異なる価値観に対し寛容になることができると著者は提言する。他者に不寛容な社会は自分達も暮らしづらい社会なのだろう。ならば相互の許容を広くする努力をすることが、自分たちが暮らしやすい社会を作ることに繋がると考えさせられた。
特に興味を引かれたのは落書きの話。海外旅行中の学生が世界遺産に落書きし、それをツイッターに上げてしまったことから炎上。本人たちは無残に叩かれ、所属する大学が世界の皆様に心からお詫びしますと謝罪文を出した。日本国名物のSNS匿名バッシング&ワイドショー・マスコミの便乗バッシングも吹き荒れ、国民の狭隘な正義感を満足させたのは記憶に新しい。しかし、世界遺産への落書きはそんなに珍しいものなのだろうか。どうも世界遺産への落書き等は普通にあることらしく、本人達が書く前にも沢山の落書きがされていたとのこと。現地では気にも留めない扱いだったようだ。日本の中世でも、祈願に訪れた参詣者が寺等に落書きをすることは当然だったようで、堂内は落書きだらけだったとのこと。書かれた内容も、現代のトイレの落書きのように卑猥な内容が目白押しで、かつ「アッー!」系が多く非常に面白いとのこと。まぁ、記念に何か書きたいと思うのは、いつの世でも人情なのでしょう。
2008年のイタリア某大聖堂の落書き報道について、日本では国民的バッシングが吹き荒れたが、イタリアでは「日本の集団責任を重んじるげんこつはあまりにも固く、若い学生にも容赦なし」、「(日本では)過ちを犯した人間に容赦がない」、「休みの日でも、地球の反対側に居ても(落書きは)許されない」等、日本の常軌を逸した厳罰主義にドン引きした報道がなされているという。そして著者は、はたして問答無用と袋叩きにした行いは正しかったのか否かと疑問を呈している。異文化を学ぶことは、自分達が正義や常識と信じていることが時間(現代と中世)と場所(日本・世界)を変えればそうではないと知ることになるということだろう。それにより自分達と異なる価値観に対し寛容になることができると著者は提言する。他者に不寛容な社会は自分達も暮らしづらい社会なのだろう。ならば相互の許容を広くする努力をすることが、自分たちが暮らしやすい社会を作ることに繋がると考えさせられた。
2022年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「武士の家計簿」で磯田さんを知り何冊かかの人の本を読みました
あちらが人物に焦点を当てている?のに対しこの作品は制度や習慣が解る
図書館で借りたんですが、面白かったので「知識ゼロ殻の近代絵画入門」と高校の地図帳と3冊同時に購入
へえという知識がいっぱいです
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図書館で借りたんですが、面白かったので「知識ゼロ殻の近代絵画入門」と高校の地図帳と3冊同時に購入
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2021年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
講義で学生にかみ砕いて説明するように書かれている本で、読みやすい。
半世紀近く前の昔、著名な歴史学者が高校の歴史の参考書に、過去の人々の生活がどうであったかなどは歴史学の対象ではないといったことを書いていたが、資料に基づき実証的に過去の人々がどのような価値観を持ち、行動原理を持っていたかを知らなければ歴史を理解することは出来ない事を、著者らの仕事はよく示している。
今となっては、外国人よりも理解しがたい過去の日本人について、これからもかみ砕いて我々素人に教えて欲しい。
半世紀近く前の昔、著名な歴史学者が高校の歴史の参考書に、過去の人々の生活がどうであったかなどは歴史学の対象ではないといったことを書いていたが、資料に基づき実証的に過去の人々がどのような価値観を持ち、行動原理を持っていたかを知らなければ歴史を理解することは出来ない事を、著者らの仕事はよく示している。
今となっては、外国人よりも理解しがたい過去の日本人について、これからもかみ砕いて我々素人に教えて欲しい。
2021年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中世の人々の生活を、 知って新鮮でした。 夫婦の形が、 一夫一婦制ではなくて、 一夫一婦、 多 妾制度なので、 女性の地位が低いとびっくりしました
2021年8月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実に愉快 あっという間に読んでしまった
我々の基は中世にあるのではと考えた
我々の基は中世にあるのではと考えた
2021年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中世の日本人気質恐るべし、現代人はとても暮らせない。
ゴリ押しの前では法律はかなり無力だとわかりました、しかも老いも女もバイオレンス
ゴリ押しの前では法律はかなり無力だとわかりました、しかも老いも女もバイオレンス