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希望の国のエクソダス (村上龍電子本製作所) Kindle版

4.2 5つ星のうち4.2 279個の評価

この国には何でもある。
だが、希望だけがない。

2001年、株価の暴落が進む日本で、80万人の中学生が集団不登校を起こした。中学生グループの代表”ポンちゃん”は、ASUNAROという会社を立ち上げ、ネットビジネスで巨大な資金を得る。そして彼らは、日本からの実質的な脱出を宣言した――。この国の希望と絶望を描き、話題になった「永遠の未来小説」。
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商品の説明

商品説明

バブル崩壊の2年前、著者は『愛と幻想のファシズム』で、戦後日本が作りあげてきたシステムに拮抗する「狩猟社」を登場させ、世界経済と格闘させた。13年後、教育をテーマにした本書で、著者は再び経済と出あう。金融経済の専門家、文部省官僚などへの3年にわたる徹底した取材から、正確な情報に裏打ちされた話題の超大型長編。

2002年、失業率は7%を超え、円が150円まで下落した日本経済を背景に、パキスタンで地雷処理に従事する16歳の少年「ナマムギ」の存在を引き金にして、日本の中学生80万人がいっせいに不登校を始める。彼らのネットワーク「ASUNARO」は、ベルギーのニュース配信会社と組んで巨額の資金を手にし、国際金融資本と闘い、やがて北海道で地域通貨を発行するまでに成長していく。

少年犯罪の凶悪化、学級崩壊など、さまざまな教育問題が噴出し、「学校」「文部省」「親」と責任の所在をたらい回しにする世間を尻目に、子どもたちは旧来の前提に縛られた大人の支えを必要としないことを立証する。『愛と幻想のファシズム』では、システムの破壊を目的とした狩猟社は、その過程で自身がシステム化していくという自己矛盾を抱え崩壊した。「ASUNARO」もまた崩壊の予感が示唆されているが、今回、著者はその手前であえて筆を置く。子どもたちには「希望」を与え、大人たちには「絶望」を突きつける。「ASUNARO」に拮抗するシステムを、今度は社会や大人たちの側が提示する番である。(中島正敏)

内容(「BOOK」データベースより)

2002年秋、80万人の中学生が学校を捨てた。経済の大停滞が続くなか彼らはネットビジネスを開始、情報戦略を駆使して日本の政界、経済界に衝撃を与える一大勢力に成長していく。その後、全世界の注目する中で、彼らのエクソダス(脱出)が始まった――。壮大な規模で現代日本の絶望と希望を描く傑作長編。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B081YHT19N
  • 出版社 ‏ : ‎ 村上龍電子本製作所 (2019/12/4)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2019/12/4
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 1572 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 370ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 279個の評価

著者について

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村上 龍
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1952年長崎県生まれ。

七六年『限りなく透明に近いブルー』で第七五回芥川賞受賞。『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、『半島を出よ』では野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。『トパーズ』『KYOKO』で映画監督も務めた。最新作は『新 13歳のハローワーク』『13歳の進路』。日本の金融・政治経済の問題を考える メールマガジン『JMM』を主宰し、経済トーク番組『カンブリア宮殿』(テレビ東京)のホストも務める。

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
279グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まるで、2022年を予見していたかのような作品。
暗号資産やDAOが、非常に明快に描かれていて
読後は清々しい。
20年以上前にこの作品を発表した村上龍という作家に
畏怖の念を覚える
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年10月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初めて読んだのは大学生のときですごいインパクトを受けたのを思い出しました。
それから20年経った今でも色褪せない面白さです。
2022年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
・イクス ビットコイン
・中学生の特殊能力 Z世代
・新しい独立国家 野幌市
著者の現代に対する予言書のように感じました。
また、新しい著者の作品を読みたいと思います。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
悪くはないけど、とんとん拍子に上手く進みすぎな印象。
そのため、少し没入感に欠けた。
2020年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「デジタルキッズの大出国と建国記」と短くいってしまうと、元も子もないのですが。新刊時からしばらくして再び読むと、本当の世の中の情勢が変わっているため、リアリティも変わり、再び楽しめました。村上龍さんの本には、他にも「半島を出よ」「愛と幻想のファシズム」など、読むときの時代によって、感じ方が変わる作品が多いと思います。こうした本は、手元に置いておきたいです。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年11月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本が行き着く未来を2000年当時に予測して書き上げた作者、半端ない。現実と多少の違いはあれど、タイムトラベラーかと疑ってしまうレベル。ASUNAROの存在は現実の日本にはまだないが、いずれ出てきてもおかしくない。また、マスコミ、メディアに対する作者の捉え方がインターネット創成期の頃にしてはあまりにも卓越しているなと驚いた。自分が無知なだけでそういう考えも一定数あったということか?
何にせよ時間をおいて再読すると、その時点での現実と答え合わせができ、楽しめそう。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の洞察力には味がある。エッセイなんか書かずに同作のような革命的な啓示のエッセンスが凝縮された物をまた望みたい。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2回目。オールド・テロリストに出てくる関口が気になって久々に読み返した。冒頭はパキスタンのペシャワールから始まるが、本文とは直接関係はない。中学生がネットを使って金を稼いで、野幌に新共同体を作っていく話。この話の続きが気になるところ。ただ、いくら何でも中学生の集団にここまではできないと思う。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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