いつもながら、橘先生の著書には感心させられます。
リベラル化が進むことは決して悪いことではないのですが、キャンセルカルチャーを生み出しこの世を地獄に変えてしまう。
地獄の様な現代社会の成り立ちを根本的に理解するために、大いに役に立つと思います。
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世界はなぜ地獄になるのか (小学館新書) 新書 – 2023/8/1
橘 玲
(著)
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社会正義はめんどくさい。
人種や性別、性的指向などによらず、誰もが「自分らしく」生きられる社会は素晴らしい。だが、光が強ければ強いほど、影もまた濃くなる。「誰もが自分らしく生きられる社会」の実現を目指す「社会正義(ソーシャルジャスティス)」の運動は、キャンセルカルチャーという異形のものへと変貌していき、今日もSNSでは終わりのない罵詈雑言の応酬が続いている──。わたしたちは天国(ユートピア)と地獄(ディストピア)が一体となったこの「ユーディストピア」をどう生き延びればよいのか。ベストセラー作家の書き下ろし最新作。
【編集担当からのおすすめ情報】
累計20万部突破『上級国民/下級国民』『無理ゲー社会』(ともに小学館新書)に続く、橘玲氏の待望の最新作です。
人種や性別、性的指向などによらず、誰もが「自分らしく」生きられる社会は素晴らしい。だが、光が強ければ強いほど、影もまた濃くなる。「誰もが自分らしく生きられる社会」の実現を目指す「社会正義(ソーシャルジャスティス)」の運動は、キャンセルカルチャーという異形のものへと変貌していき、今日もSNSでは終わりのない罵詈雑言の応酬が続いている──。わたしたちは天国(ユートピア)と地獄(ディストピア)が一体となったこの「ユーディストピア」をどう生き延びればよいのか。ベストセラー作家の書き下ろし最新作。
【編集担当からのおすすめ情報】
累計20万部突破『上級国民/下級国民』『無理ゲー社会』(ともに小学館新書)に続く、橘玲氏の待望の最新作です。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2023/8/1
- 寸法10.9 x 1.5 x 17.3 cm
- ISBN-104098254573
- ISBN-13978-4098254576
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小学館新書・橘玲作品 | 「誰もが自分らしく生きられる社会」の実現を目指す「社会正義(ソーシャルジャスティス)」の運動は、キャンセルカルチャーという異形のものへと変貌し、今日もSNSでは終わりのない罵詈雑言の応酬が続いている──。わたしたちは天国(ユートピア)と地獄(ディストピア)が一体となったこの「ユーディストピア」をどう生き延びればよいのか。 | 人生の攻略難易度はここまで上がった。才能ある者にとってはユートピア、それ以外にとってはディストピア。誰もが「知能と努力」によって成功できるメリトクラシー社会では、知能格差が経済格差に直結する。遺伝ガチャで人生は決まるのか? 絶望の先になにがあるのか? 知能格差のタブーに踏み込み、リベラルな社会の「残酷な構造」を解き明かす衝撃作。 | やっぱり本当だった。バブル崩壊後の平成の労働市場が生み落とした多くの「下級国民」たち。彼らを待ち受けるのは、共同体からも性愛からも排除されるという“残酷な運命”。一方でそれらを独占するのは少数の「上級国民」たちだ。社会のリベラル化とともに、世界レベルで現実に進行する分断の正体をあぶり出す。 |
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2023/8/1)
- 発売日 : 2023/8/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 288ページ
- ISBN-10 : 4098254573
- ISBN-13 : 978-4098254576
- 寸法 : 10.9 x 1.5 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 26,739位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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2002年、国際金融小説『マネーロンダリング』でデビュー。同年、「新世紀の資本論」と評された『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』が30万部を超えるベストセラーに。06年『永遠の旅行者』が第19回山本周五郎賞候補。『言ってはいけない 残酷すぎる真実』で2017新書大賞受賞。橘玲公式サイト http://www.tachibana-akira.com/
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年2月2日に日本でレビュー済み
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2023年10月19日に日本でレビュー済み
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私は60代ですが社会の中で意志決定権と予算執行権を持つ世代です。私達がポンコツ故に失われた30年を過ごしているのが若い人達に申し訳ないです。いずれとんでもないカタルシスが来る予感します。
2023年12月14日に日本でレビュー済み
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我々年寄りにはどうにも息苦しい世の中になったものである.セクハラ,パワハラなど毎日の新聞をにぎわせている。これほど人権問題が監視されるようになったことはなんとも忸怩たる事態である.
2024年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
結論はとても単純でびっくりする。
「地雷となるような話題については迂闊にネットで発言するな。」
ただこのキャンセルカルチャーの背景についての解説は非常に深いので、この結論には納得感があります。
「地雷となるような話題については迂闊にネットで発言するな。」
ただこのキャンセルカルチャーの背景についての解説は非常に深いので、この結論には納得感があります。
2023年11月12日に日本でレビュー済み
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読んでみたかった本なのですぐに届いて嬉しかったです!
2023年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ついていけないとは書きましたが、悪い意味ではありません。
キャンセルカルチャーやポリコレ、行き過ぎた社会正義について、これほど多様な主義、考え方をきちんと知識として血肉化して(巻末の参考文献の数を見れば、作者がどれほどの時間を割いているのかがよく理解できます)、この著書を書かれたかを冷静に判断すればわかることです。
それだけの知識を要約し、読者にわかりやすくまとめて提示してもらえるだけでありがたいとも言えます。
しかし、それでもなお、ここまで先鋭化=これは作者の橘玲さんがではなく、おそらく今の社会が、世界がそうなっているからなのでしょうが、part1~part3までは何とかついていきましたが、part4あたりでかなり鬱陶しい考察に思え、part5の社会正義の項では「わかるけど、面倒過ぎてそんな社会なら、もう参加しなくてもいいよ」と思いたくなる展開でした。
最終のpart6でようやく「大衆の狂気を生き延びる」となり、「やはり作者も今の社会は狂気に満ちた世界だと思っているのだ」と多少の安心ができましたが、内容はシビアでドライで、ある意味救いがないねえって感じで終わりました。
橘玲さんの書いておられる内容は解釈の誤差はあれども決して間違ってはいません。
受け入れられないとしたら、それは理論、論理に納得できないのではなく感情的な抵抗が大きいのだと思います。
これだけの著作を私には要約してレビューする能力も、作者の言うところの時間資源を配分することが出来ません。
よって、ラストの印象に残るフレーズを以下に抜粋させていただきます。
このフレーズだけでも、この著作を読む価値があるということが伝わると思います。
『資本主義社会では、ひとびとの活動すべてが市場で売買されるようになる。もちろん「社会正義」も例外ではない。
(省略)
この世界が地獄になるのは、得体のしれない「陰謀」のせいではなく、その方が都合がいい者がいるからなのだ。』
キャンセルカルチャーやポリコレ、行き過ぎた社会正義について、これほど多様な主義、考え方をきちんと知識として血肉化して(巻末の参考文献の数を見れば、作者がどれほどの時間を割いているのかがよく理解できます)、この著書を書かれたかを冷静に判断すればわかることです。
それだけの知識を要約し、読者にわかりやすくまとめて提示してもらえるだけでありがたいとも言えます。
しかし、それでもなお、ここまで先鋭化=これは作者の橘玲さんがではなく、おそらく今の社会が、世界がそうなっているからなのでしょうが、part1~part3までは何とかついていきましたが、part4あたりでかなり鬱陶しい考察に思え、part5の社会正義の項では「わかるけど、面倒過ぎてそんな社会なら、もう参加しなくてもいいよ」と思いたくなる展開でした。
最終のpart6でようやく「大衆の狂気を生き延びる」となり、「やはり作者も今の社会は狂気に満ちた世界だと思っているのだ」と多少の安心ができましたが、内容はシビアでドライで、ある意味救いがないねえって感じで終わりました。
橘玲さんの書いておられる内容は解釈の誤差はあれども決して間違ってはいません。
受け入れられないとしたら、それは理論、論理に納得できないのではなく感情的な抵抗が大きいのだと思います。
これだけの著作を私には要約してレビューする能力も、作者の言うところの時間資源を配分することが出来ません。
よって、ラストの印象に残るフレーズを以下に抜粋させていただきます。
このフレーズだけでも、この著作を読む価値があるということが伝わると思います。
『資本主義社会では、ひとびとの活動すべてが市場で売買されるようになる。もちろん「社会正義」も例外ではない。
(省略)
この世界が地獄になるのは、得体のしれない「陰謀」のせいではなく、その方が都合がいい者がいるからなのだ。』
2023年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
橘さんの何故現代が生きずらくなっているか、自分らしく生きられないかを探った評論。
欧米で流行っている「キャンセルカルチャー(抹消される、拒否される文化」という言葉から、ミュージシャンの小山田さんの炎上の事象、政治的配慮(ポリティカル・コレクトネス)、会田誠さんの美術のキャンセル騒動、社会正義の本質、大衆の狂気の研究等で、生きづらくなっている原因を探ってらっしゃいます。
小山田さんの事象に関しては、中で引用されている片岡大右さんの著作を読んでここにレビューを書きましたが、小山田さんを擁護している感じの性か、賛同していただけませんでしたが、時代が違うので今の視点で現代を見ない方がいいという趣旨で書いたつもりでした。まだいじめに関して被害者の精神的重圧が理解されておらず、過去に被害にあった人が同窓会で加害者を集めて殺そうとして未遂で逮捕された事件がありましたが、逮捕された人の何故そこまで恨むのかが理解されずに気味悪がられたり、一般の事件でも被害者に問題があると批判されたりという時代だったのり、学校の悪い人の後ろにもっと悪い人がいて、先生もあまり関わりたくなくて聖域になっていたり、という時代性を抜きに語るのが問題があると思ってそういう書き込みをしたつもりでしたが、あまり理解していただけませんでした。その後、自殺する人が増えて被害者の精神的苦痛が理解されましたが、理解された時にはもう手遅れになっていた感じだったので(日本の場合はそういう事象が多いらしく、前の憲法の時は帝国主義で侵略等は当たり前で、学生も戦争に行かされて、庶民も応援したそうで、戦争に負けたら戦争はよくないと反省したり豹変したりが多かったと学校で習いました)。
会田さんのキャンセルの問題はあまり知りませんでしたが、以前にエロ漫画の表現が過激になった際、規制の動きがありましたが、石ノ森さん等が漫画の表現の自由を守るとかなり抵抗していた記憶がありますが、昔の浮世絵でまぐわっている描写を露骨に描いた物のや文章で性愛を詳しく書くの事が許されて、絵だと許されないと、確かに法の下の平等が担保されていない様に思えます。会田さんの作品でもそれと同じ様な事が起こった様に思えました。
欧米のジェンダーの言葉使いや障害者の言葉の使い方への配慮ですが、私も実を言えば精神の障害で3級だったりするので、確かに「害」という言葉がネガティブな感じの性かひらがなにしたりと気を使った感じに思えます。また、色々な所で書き込んでおるので恐縮ですが、以前文房具の物流で働いていて、色で「肌色」がまだ結構あったので、色々な肌の色が増えたのであまりよくない感じに思えましたが、世間ではまだあまり話題になってない様で。
私と同世代でアメリカのミュージシャンのライアン・アダムスという人が、もともとの気質と耳も病気の性か、少しおかしくなって、離婚した奥さんから虐待されたと言われたり、ネット上での評判が悪すぎてか、今も音楽活動してらっしゃいますが、最近はレビューされなくなったり、インタビューされなくなったりと擁護していた女性の評論家からもキャンセルされてしまった感じで、個人的にはファンだったので残念だったりもします(蛇足ですが、耳の病気が決定的になった初来日をフジ・ロック・フェスティバルで観たりもしました)。
それと、映画館に客を呼び戻したという「トップガン」という映画がアメリカの空軍が他国に爆撃するというタカ派好戦映画でしたが、爆撃する相手国の名前がはっきり出てこないでポリティカル・コレクトっぽく感じました。確かにアメリカ至上主義の人に受けそうな内容でした(主人公が不時着する場所に雪が積もっているので、暗に寒い国と推測できる様に描かれておりましたが)。
まえがきに少しふれてある、芸能プロダクションの性的虐待も長い間聖域になっていた理由で、そこのプロダクションの人を歌番組やドラマで使えないと視聴率がとれない為そういう風になっていたそうで、被害者の団体もそういうメディアにも賠償を請求するとか。刑事ドラマの多いプロダクションもなくなったらしいですが、警察で不祥事が多発して、警察が絶対的に正しいから相対的に正しいに代わって、嘗ての様な刑事ドラマを作りにくくなってしまったのも原因かも。
とまぁ色々書き込みましたが、個人的な感想なので無視してもいいです。すいません。
今生きづらくなっている世界をキャンセルカルチャーという現象から読み解いた評論。必読。
欧米で流行っている「キャンセルカルチャー(抹消される、拒否される文化」という言葉から、ミュージシャンの小山田さんの炎上の事象、政治的配慮(ポリティカル・コレクトネス)、会田誠さんの美術のキャンセル騒動、社会正義の本質、大衆の狂気の研究等で、生きづらくなっている原因を探ってらっしゃいます。
小山田さんの事象に関しては、中で引用されている片岡大右さんの著作を読んでここにレビューを書きましたが、小山田さんを擁護している感じの性か、賛同していただけませんでしたが、時代が違うので今の視点で現代を見ない方がいいという趣旨で書いたつもりでした。まだいじめに関して被害者の精神的重圧が理解されておらず、過去に被害にあった人が同窓会で加害者を集めて殺そうとして未遂で逮捕された事件がありましたが、逮捕された人の何故そこまで恨むのかが理解されずに気味悪がられたり、一般の事件でも被害者に問題があると批判されたりという時代だったのり、学校の悪い人の後ろにもっと悪い人がいて、先生もあまり関わりたくなくて聖域になっていたり、という時代性を抜きに語るのが問題があると思ってそういう書き込みをしたつもりでしたが、あまり理解していただけませんでした。その後、自殺する人が増えて被害者の精神的苦痛が理解されましたが、理解された時にはもう手遅れになっていた感じだったので(日本の場合はそういう事象が多いらしく、前の憲法の時は帝国主義で侵略等は当たり前で、学生も戦争に行かされて、庶民も応援したそうで、戦争に負けたら戦争はよくないと反省したり豹変したりが多かったと学校で習いました)。
会田さんのキャンセルの問題はあまり知りませんでしたが、以前にエロ漫画の表現が過激になった際、規制の動きがありましたが、石ノ森さん等が漫画の表現の自由を守るとかなり抵抗していた記憶がありますが、昔の浮世絵でまぐわっている描写を露骨に描いた物のや文章で性愛を詳しく書くの事が許されて、絵だと許されないと、確かに法の下の平等が担保されていない様に思えます。会田さんの作品でもそれと同じ様な事が起こった様に思えました。
欧米のジェンダーの言葉使いや障害者の言葉の使い方への配慮ですが、私も実を言えば精神の障害で3級だったりするので、確かに「害」という言葉がネガティブな感じの性かひらがなにしたりと気を使った感じに思えます。また、色々な所で書き込んでおるので恐縮ですが、以前文房具の物流で働いていて、色で「肌色」がまだ結構あったので、色々な肌の色が増えたのであまりよくない感じに思えましたが、世間ではまだあまり話題になってない様で。
私と同世代でアメリカのミュージシャンのライアン・アダムスという人が、もともとの気質と耳も病気の性か、少しおかしくなって、離婚した奥さんから虐待されたと言われたり、ネット上での評判が悪すぎてか、今も音楽活動してらっしゃいますが、最近はレビューされなくなったり、インタビューされなくなったりと擁護していた女性の評論家からもキャンセルされてしまった感じで、個人的にはファンだったので残念だったりもします(蛇足ですが、耳の病気が決定的になった初来日をフジ・ロック・フェスティバルで観たりもしました)。
それと、映画館に客を呼び戻したという「トップガン」という映画がアメリカの空軍が他国に爆撃するというタカ派好戦映画でしたが、爆撃する相手国の名前がはっきり出てこないでポリティカル・コレクトっぽく感じました。確かにアメリカ至上主義の人に受けそうな内容でした(主人公が不時着する場所に雪が積もっているので、暗に寒い国と推測できる様に描かれておりましたが)。
まえがきに少しふれてある、芸能プロダクションの性的虐待も長い間聖域になっていた理由で、そこのプロダクションの人を歌番組やドラマで使えないと視聴率がとれない為そういう風になっていたそうで、被害者の団体もそういうメディアにも賠償を請求するとか。刑事ドラマの多いプロダクションもなくなったらしいですが、警察で不祥事が多発して、警察が絶対的に正しいから相対的に正しいに代わって、嘗ての様な刑事ドラマを作りにくくなってしまったのも原因かも。
とまぁ色々書き込みましたが、個人的な感想なので無視してもいいです。すいません。
今生きづらくなっている世界をキャンセルカルチャーという現象から読み解いた評論。必読。
2023年11月24日に日本でレビュー済み
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いろいろ考えさせられるテーマですが、私には、途中から難しい議論が多く、現実的な感覚から離れているように感じられました。