大空魔竜ガイキング

プロ野球界にさっそうと現れた魔球投手・ツワブキサンシロー。だが、デビュー戦を直前に控えたある日、「君の命が狙われている」という謎の電話がサンシローにかかってくる。不安を感じながらもマウンドに立つサンシローだったが、常識では考えられない現象によって負傷し、野球ができない身体になってしまう。自分に起こった事件の真相を知るため、サンシローは御前崎の灯台に向かう。そこには大文字博士と地球を守る大空魔竜が待っていた！(C)東映アニメーション

初めてガイキングに乗りこんだサンシローだったが、思うように戦えずに手痛い敗北を喫し、操縦席で気絶してしまう。ベッドの上で目覚めたサンシローはすっかり自信を失い、大空魔竜から降りることを決意。しかし一人になったサンシローに、暗黒ホラー軍団は容赦なく襲いかかってくる。絶体絶命の危機に陥ったその時、サンシローは自らに秘められた超能力を知る。一方、ガイキングが動けないこの時を狙って、暗黒怪獣が本格的な攻撃を仕掛けてくる…。(C)東映アニメーション

大空魔竜に向かうサンシローを暗黒鳥人が襲撃した。だが、その中にたった一人、サンシローを助けた暗黒鳥人がいた。その男803号は、暗黒鳥人に改造されてなお洗脳されることなく、ゼーラ星の悲劇を宇宙に広げないためにと、ひそかに正義のために戦っていたのだ。しかし８０３号は抵抗むなしく捕らえられ、ふたたび洗脳されて暗黒騎士へと改造されてしまう。そうとは知らないサンシローはガイキングで暗黒怪獣と戦うが…。(C)東映アニメーション

何故かハニワを探し回る暗黒ホラー軍団。しかし目的のハニワは、研究のためすでに大空魔竜へと運ばれていた。暗黒怪獣ファイヤーバードは、すかさず大空魔竜を襲撃。ガイキングは激しい攻撃を受けてスカイラーと激突し、衝撃によって負傷したファンリーが視力を失ってしまう。責任を感じて訓練を続けるサンシローと、視力を失った状態になっても戦えるよう身体を鍛えるファンリー。二人の特訓が続くなか、ふたたびファイヤーバードが襲いかかってくる！(C)東映アニメーション

ヤマガタケは、みんなから期待されるサンシローに対抗心を燃やしていた。漂流していた民間人を救助して大空魔竜に収容し、鼻高々なヤマガタケ。しかしこれらは、すべて暗黒ホラー軍団の罠だったのだ。内部に侵入した暗黒鳥人の破壊工作により、ガイキングのパーツは破壊されてしまう。さらにそこを狙って、暗黒怪獣バラゴスが大空魔竜に攻撃を仕掛けてくる。ミドリにおだてられたヤマガタケは、ハチローと共にバゾラーに乗りこんでバラゴスに挑む！(C)東映アニメーション

ハワイ近海に突如として謎の島が現れた。島の遺跡はムー帝国に関係があるらしい。大空魔竜は調査のために島へと向かうが、暗黒怪獣キングスネークに襲われてしまう。何とか撃退して島へと上陸し、調査を始めるサンシローたち。しかしピートが、憧れのムー帝国の遺跡を目の当たりにして思わず単独行動を取ってしまう。そんな彼を狙う暗黒ホラー軍団。彼らはムー帝国を侵略の前線基地にしようと企んでいたのだ！(C)東映アニメーション

大空魔竜は八丈島で起こった異変の調査に向かった。サンシローは後学のためにと、ブンタのネッサーに同乗して海底探索におもむく。二人がネッサーから出て生身で調査を始めた時、人喰い鮫の群れが襲いかかってくる。サンシローを助けるために重傷を負ってしまうブンタ。しかもネッサーが使用不能に陥ってしまった。大空魔竜は再調査の必要から海中へと潜行するが、そこには暗黒怪獣シャークロンとグロテクターの逆デスクロスが待ちうけていた！(C)東映アニメーション

海を航行中に消えた豪華客船が、なぜかゴビ砂漠で見つかった。大空魔竜がこの奇怪な事件の調査に向かうことになる。出発直前、サンシローとサコンは暗黒鳥人に襲われていた少女リーザを救い、大空魔竜に保護する。その直後から、大空魔竜の操縦系統に異常が起こる。リーザことデスクロス騎士団スパイ１号の流す怪電波が原因だった。しかし彼女の大空魔竜発狂作戦が失敗に終わると、四天王はその体に取り付けられた時限爆弾のスイッチを押す…。(C)東映アニメーション

ナスカの地上絵を調査に行った古賀博士が行方不明になった。ショックを受けるヤマガタケ。古賀博士は彼が上京して困った時に救ってくれた大恩人だったのだ。さらに地震帯がないはずのナスカ平原に、突如として大地震が起こる。原因を探りにナスカへ向かった大空魔竜の前に、暗黒怪獣ジャガーが立ちふさがる。ナスカの地上絵とは宇宙人が残した暗黒怪獣の設計図であり、暗黒ホラー軍団はそこに秘密工場を作っていたのだ！(C)東映アニメーション

恩師である海野の死を知ったファンリーは、謎の落雷事件の調査も兼ねて故郷である香港へと向かう。同行するサンシローとハチロー。実は海野、暗黒ホラー軍団によって殺害されていた。ファンリーと大空魔竜をおびき出し、暗黒怪獣呑雲雷噴（ドンウンライフン）で倒そうという罠だったのだ。そうとは知らず、仇討ちのため決闘場に向かうファンリー。彼は町の雑踏の中で、生き別れになっていた弟サンリーを目撃する！(C)東映アニメーション

大空魔竜の発進に間に合わず、一人取り残されてしまったハチロー。そんな彼の前に、間遠博士と名のる男が現れた。博士の巧みな話術に乗せられて、ハチローは自分専用のメカを作ってもらうことを条件に大空魔竜の秘密を話してしまう。だがこの間遠博士、正体はゼーラ星の発明家マドマットだった。自分の発明したマジックファイヤーボールを確実に命中させるため、大空魔竜の正確な位置を知ろうとしていたのだ！(C)東映アニメーション

連続怪死事件を調査するため、ミドリは単独で日本アルプスに向う。彼女の操縦する偵察機・ミニＸ１には、サンシローがこっそり乗り込んでいた。サンシローは誕生日のプレゼントにと、特製のペンダントをミドリに贈る。喜ぶミドリだったが、調査中に暗黒鳥人に襲われて拉致されてしまう。暗黒ホラー軍団は大空魔竜乗組員を誘拐して洗脳し、ガイキングと戦わせようと考えたのだ。心を操られたミドリは、暗黒怪獣に乗って大空魔竜のもとへ戻ってくる…。(C)東映アニメーション

学術調査隊が幻のピラミッドを探索している途中、砂漠で遭難してしまった。それを知ったサコンは、やはり幻のピラミッドを探して亡くなった父を思い出し、徹底的な調査を提案する。調査に向かった大空魔竜の前に、伝説の巨人・砂漠の魔王が姿を現す。サコンたちは辛くもその場を切りぬけ、発見した幻のピラミッドに入る。そこは暗黒怪獣サソリンガーの工場だった。しかも現れたミイラ男にサコンが捕らえられてしまう！(C)東映アニメーション

洗脳されたサコンによって弱点を突かれ、大空魔竜は敗れ去った。暗黒ホラー軍団の捕虜となったサンシローは、怒りのあまりサコンを殴り飛ばすが、抵抗むなしく仲間と共に監獄へと入れられてしまう。一方、突然コンピューターをも越える頭脳に目覚めたサコンは、地球征服のためにと大空魔竜の改造を四天王に提案する。ゼーラ星の科学力を使って強化される大空魔竜。サコンは魂まで悪魔に売り渡してしまったのだろうか？(C)東映アニメーション

プロ野球時代に鍛えてくれた鬼コーチ・名村がサンシローを訪ねてきた。彼は厳格な指導方針が若い選手に受け入れられてもらえないので、野球界から退くつもりだという。そこへ暗黒騎士ユンカーが攻撃をしかけてくる。ユンカーは巧みな技でガイキングを追いつめながら、決着は次の機会にと余裕で撤退。今までにない強敵を倒すため、名村がサンシローの潜在能力を引きだす方法を提案する。大空魔竜によってガイキングに攻撃を仕掛けようというのだ！(C)東映アニメーション

宇宙からの電波を受信できることから、ミドリは自分がゼーラ星人ではないかと悩んでいた。その頃、暗黒ホラー軍団は大空魔竜を絶対零度で凍らせようと、暗黒怪獣アイスキラーを目覚めさせていた。彼らは冷凍光線の実験に見知らぬ宇宙船に攻撃を仕掛けるが、その船には冷却防止熱線が装備されていて光線は通用しない。乗り込んでいるのはピジョン星人。彼らは仲間である少女グリーンことミドリを迎えにゆくために、地球へと向かう途中だったのだ！(C)東映アニメーション

ソ連極東艦隊がマリアナ諸島を航行中に行方不明になったというニュースが流れ、全世界に緊張が走る。ソ連の次はアメリカ。第七艦隊が同じ海域で消息を絶ったのだ。大文字はこの事件の裏に暗黒ホラー軍団の存在を感じるが、大空魔竜は整備中で動かせない。そこでブンタのネッサーが単独で調査に向かうことになる。その頃、マリアナ海溝に潜む暗黒怪獣アンギョラーは、第三次世界大戦を起こして地球人同士を争わせようと、最後の行動を開始していた…。(C)東映アニメーション

消滅の時が近付くゼーラ星。ダリウスは侵略計画を進める一方で、ゼーラ星人を地球に移住させる「ノア計画」を進めていた。そうして宇宙船ノア号が、選抜されたゼーラ市民を乗せて地球へとやって来た。だが、彼らは山奥の村を占拠するなどして強引に住みつこうと試み、地球人との共存を望む一派であるサン博士は心を痛める。博士は事件の調査に訪れたサンシローたちを紳士的に出迎えるが、軍部がサンシローたちを逮捕してしまう…。(C)東映アニメーション

ピートの弟のトムが、兄を訪ねて大空魔竜にやって来た。だがピートは必要以上にトムにつらく当たり、すぐに帰るよう言い聞かせる。そんな時、暗黒怪獣カイコーンが現れる。出撃する大空魔竜。カイコーンの吐く糸に固められて苦戦を強いられるが、なんとか脱出には成功。大空魔竜はカイコーンの強固な糸に対抗するため、新たな武器の開発に着手することになる。トムに対して厳しすぎるほどの態度をとるピートは…。(C)東映アニメーション

大空魔竜は遺跡で起こった調査団の怪死事件を調べるため、現地へと向かった。バゾラーを空が飛べるように改良したヤマガタケは、嫌がるサンシローとハチローを乗せて偵察に出かける。ところが洞くつに入った途端、バゾラーを謎の集団が襲う。故郷を追放され、地底人としてこの地で暮らしてきた、かつてのゼーラ星人たちだった。彼らはゼーラ星に戻れるという約束を信じて戦うが、キラーは大空魔竜ごと洞くつを破壊しようとする…。(C)東映アニメーション

ゼーラ星人エリカは、自ら望んで大空魔竜との戦いに挑んでいた。大空魔竜との戦いで命を落とした恋人・スタールの敵を討つためだ。エリカは暗黒怪獣デビルジャガーを操り、パリの町に現れる。鋭い牙とスピードに翻弄される大空魔竜とガイキング。操縦席で気を失ったサンシローにとどめを刺そうとしたその時、エリカはデビルジャガーの動きを止める。あれほどまでに愛したスタールと、サンシローは瓜二つだったのだ…。(C)東映アニメーション

大空魔竜は謎の円盤群を追って、中南米のガイアナ高原へと向かった。大文字博士はそこで暗黒怪獣・カブトンガーの現れた竪穴を調査している途中、ゼーラ星人たちが移住用に建設している地底王国を発見する。博士のもとに届いた暗号文は、ダリウス大帝が月に到着し、地球に向けて水爆ミサイルを発射しようとしていることを告げている。大空魔竜は先制攻撃のために月に向かうが、暗黒ホラー軍団は巧妙な罠を仕掛けて待ち受けていた！(C)東映アニメーション

大空魔竜は降りそそぐ流星群によって動力炉を破壊され、月面上で航行不能に陥ってしまった。頼みのガイキングも、暗黒怪獣ムーンコンドルの攻撃で頭部や腕部などを破壊され、とても戦える状態ではない。しかも月面には資材がなく、修理さえ出来ないのだ。余裕の四天王は、止めを刺さないまま地底王国の建設を再開する。絶体絶命の窮地に陥っても、サコンはひとり冷静だった。彼は自分たちを打ちのめした流星群に目をつける…。(C)東映アニメーション

イースター島のモアイ像が突然動きだして暴れ始めた。調査のために現地へと飛んだ大空魔竜は、暴れていたモアイ像を破壊し、それがロボットであることを突きとめる。島の伝説に詳しいピートが、ミドリと共に火山の火口へと探索に向かう。ところがそこに暗黒鳥人が現れ、ミドリを拉致してしまう。四天王はミドリを生け贄にして島の守り神・オロンガを復活させ、大空魔竜を攻撃させようとしていたのだ！(C)東映アニメーション

氷漬けになった暗黒鳥人を発見したとの連絡を受け、大空魔竜は南極に向かった。回収された氷漬けの暗黒鳥人は、解凍予定時刻よりも早く目覚めて破壊活動を開始。大事に至る前に発見して射殺し、一同は安堵する。だがこの時、暗黒鳥人と一緒に凍っていた一匹のゴキブリが目覚め、物陰に姿を消したことに誰も気づかなかった。そのゴキブリは、大空魔竜のエネルギーを吸い取って次第に大きくなってゆく。暗黒怪獣ザ・ゴキブラーだ！(C)東映アニメーション