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たそがれ清兵衛(新潮文庫) Kindle版

4.3 5つ星のうち4.3 570個の評価

さえない男がいざとなったら大活躍!
一読、心が晴れ渡る。痛快連作全八編。


下城の太鼓が鳴ると、いそいそと家路を急ぐ、人呼んで「たそがれ清兵衛」。領内を二分する抗争をよそに、病弱な妻とひっそり暮らしてはきたものの、お家の一大事とあっては、秘めた剣が黙っちゃいない。
表題作のほか、「ごますり甚内」「ど忘れ万六」「だんまり弥助」「日和見与次郎」等、その風体性格ゆえに、ふだんは侮られがちな侍たちの意外な活躍を描く、痛快で情味あふれる異色連作全八編。

目次
たそがれ清兵衛
うらなり与右衛門
ごますり甚内
ど忘れ万六
だんまり弥助
かが泣き半平
日和見与次郎
祝(ほ)い人(と)助八
解説:縄田一男
※電子書籍版には解説は収録しておりません。

本書収録「祝い人助八」より
祝い人とは物乞いのことだ。しかし伊部助八がほいと助八とか、ほいとの伊部とか、人に陰口を利かれるようになったのはむろん物乞いをして回ったわけではなく、もっぱら身なりの穢さが原因である。
助八はいつもうす汚れている。衣服は垢じみ、湯を使うのも稀なのか、時どき身体そのものが悪臭を放っている。助八は御蔵役だが、城の詰所に入る日はともかく、家から直接に城外の御蔵に出る日は、髪も結わずひげも剃らないのだといううわさがあった。

藤沢周平(1927-1997)
山形県生れ。山形師範卒業後、結核を発病。上京して五年間の闘病生活をおくる。1971(昭和46)年、「溟い海」でオール讀物新人賞を、1973年、「暗殺の年輪」で直木賞を受賞。時代小説作家として、武家もの、市井ものから、歴史小説、伝記小説まで幅広く活躍。『用心棒日月抄』シリーズ、『密謀』、『白き瓶』(吉川英治賞)、『市塵』(芸術選奨文部大臣賞)など、作品多数。
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出版社より

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【1】用心棒日月抄 【2】孤剣 用心棒日月抄 【3】刺客 用心棒日月抄 【4】凶刃 用心棒日月抄
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【新潮文庫】「用心棒日月抄」シリーズ 故あって人を斬り脱藩、刺客に追われながらの用心棒稼業。が、᷿間を騒がす赤穂浪人の動きが又八郎の請負う仕事にも深い影を……。 お家の大事と密命を帯び、再び藩を出奔──用心棒稼業で身を養い、江戸の町を駆ける青江又八郎を次々襲う怪事件。シリーズ第二作。 藩士の非違をさぐる陰の組織を抹殺するために放たれた刺客たちと対決する好漢青江又八郎。著者の代表作《用心棒シリーズ》第三作。 若かりし用心棒稼業の日々は今は遠い。青江又八郎の平穏な日常を破ったのは、密命を帯びての江戸出 府下命だった。シリーズ第四作。
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【1】消えた女 彫師伊之助捕物覚え 【2】漆黒の霧の中で 彫師伊之助捕物覚え 【3】ささやく河 彫師伊之助捕物覚え 竹光始末 時雨のあと 冤罪
カスタマーレビュー
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【新潮文庫】藤沢周平 作品 親分の娘おようの行方をさぐる元岡っ引の前で次々と起る怪事件。その裏には材木商と役人の黒いつながりが……。シリーズ第一作。 竪川に上った不審な水死体の素姓を洗う伊之助の前に立ちふさがる第二、第三の殺人……。絶妙の大江戸ハードボイルド第二作! 島帰りの男が刺殺され、二十五年前の迷宮入り強盗事件を洗い直す伊之助。意外な犯人と哀切極まりないその動機──シリーズ第三作。 糊口をしのぐために刀を売り、竹光を腰に仕官の条件である上意討へと向う豪気な男。表題作の他、武士の宿命を描いた傑作小説 5編。 兄の立ち直りを心の支えに苦界に身を沈める妹みゆき。表題作の他、江戸の市井に咲く小哀話を、繊麗に人情味豊かに描く傑作短編集。 勘定方相良彦兵衛は、藩金横領の罪で詰め腹を切らされ、その日から娘の明乃も失踪した……。表題作はじめ、士道小説9編を収録。
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橋ものがたり 神隠し 春秋山伏記 時雨 驟(はし)り雨 闇の穴
カスタマーレビュー
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様々な人間が日毎行き交う江戸の橋を舞台に演じられる、出会いと別れ。男女の喜怒哀楽の表情を瑞々しい筆致に描く傑作時代小説。 失踪した内儀が、三日後不意に戻った、一層凄艶さを増して……。女の魔性を描いた表題作をはじめ江戸庶民の哀歓を映す珠玉短編集。 羽黒山からやって来た若き山伏と村人とのユーモラスでエロティックな交流──荘内地方に伝わる風習を小説化した異色の時代長編。 捨てた女を妓楼に訪ねる男の肩に、時雨が降りかかる……。表題作ほか、人生のやるせなさを端正な文体で綴った傑作時代小説集。 激しい雨の中、八幡さまの軒下に潜む盗っ人の前で繰り広げられる人間模様──。表題作ほか、江戸に生きる人々の哀歓を描く短編集。 ゆらめく女の心を円熟の筆に描いた表題作。ほかに「木綿触れ」「閉ざされた口」「夜が軋む」等、時代小説短編の絶品 7 編を収録。
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密謀〔上・下〕 霜の朝 龍を見た男 本所しぐれ町物語 たそがれ清兵衛 ふるさとへ廻る六部は
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天下分け目の関ケ原決戦に、三成と密約がありながら上杉勢が参戦しなかったのはなぜか?歴史の謎を解明する話題の戦国ドラマ。 覇を競った紀ノ国屋文左衛門の没落は、勝ち残った奈良茂の心に空洞をあけた……。表題作ほか、江戸町人の愛と孤独を綴る傑作集。 天に駆けのぼる龍の火柱のおかげで、あやうく遭難を免れた漁師の因縁……。無名の男女の仕合せを描く傑作時代小説 9 編。 川や掘割からふと水が匂う江戸庶民の町……。表通りの商人や裏通りの職人など市井の人々の微妙な心の揺れを味わい深く描く連作長編。 その風体性格ゆえに、ふだんは侮られがちな侍たちの、意外な活躍!表題作はじめ全 8 編を収める、痛快で情味あふれる異色連作集。 故郷・庄内への郷愁、時代小説へのこだわりと自負、創作の秘密、身辺自伝随想等。著者の肉声を伝える文庫オリジナル・エッセイ集。
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静かな木 天保悪党伝 決闘の辻 市塵(上)
カスタマーレビュー
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ふむ、生きているかぎり、なかなかあの木のようには……。海坂藩を舞台に、人生の哀歓を練達の筆で捉えた三話。著者最晩年の境地。 天保年間の江戸の町に、悪だくみに長けるが、憎めない連中がいた。世話講談「天保六花撰」に材を得た、痛快無比の異色連作長編! 一瞬の隙が死を招く――。宮本武蔵、柳生宗矩、神子神典膳、諸岡一羽斎、愛洲移香斎ら歴史に名を残す剣客の死闘を描く傑作五篇を収録。 貧しい浪人から立身して、六代将軍徳川家宣と七代家継の政治顧問にまで登り詰め、権力を手中に納めた儒学者新井白石の生涯を描く。 突如命じられた三方国替え。荘内藩主・酒井家塁世の恩に報いるため、百姓は命を賭けて江戸を目指す。天保義民事件を描く歴史長編。

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

異色の剣客たちの、ここ一番。一読心が晴れる、再読心に沁みる。表題作等8編収録。大きな活字で読みやすい「藤沢周平名作シリーズ」第一弾。1988年初刊の新装版。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B00CL6MWES
  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2002/10/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2002/10/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 688 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 290ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 570個の評価

著者について

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藤沢 周平
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昭和2(1927)年、鶴岡市に生れる。山形師範学校卒業。48年「暗殺の年輪」で第六十九回直木賞を受賞。平成9(1997)年1月逝去(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『乳のごとき故郷  (ISBN-13: 978-4163726502 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2024年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
状態はきれいで、申し分ありません。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表題の「たそがれ清兵衛」以外の7篇は傑作だと思います。あだ名をつけられて人に疎まれて、ついには剣をとるが・・・・そこはかとない思いがにじみ出ます。
他の人のレビューにもあるように「たそがれ清兵衛」は山田洋次監督の映画とはまるで別モノです。おそらく山田洋次監督は「たそがれ清兵衛」という題名だけを気に入って中身は祝い人助八」等の短編を基にしたのではないかと思います。もしかすると、藤沢周平も題名だけを先に考えて、内容はそれにあわせて書いたのかもしれません。それほど、他の作品と比べて内容が粗く見劣りがします。はじめから藩の勢力争いの話しがあってずっとあとになってから主人公の清兵衛が登場します。上意討ちを命じられて、会議中に突然あらわれて平然と家老を斬り、平然と帰っていきます。人ひとりを斬るのにそんなになんの感傷もないの?と思ってしまいます。夫婦愛?いえいえ、そんなもの微塵も感じられません。他の7作が秀作なだけに残念です。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2024年2月2日に日本でレビュー済み
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前から欲しかった、程度の良い本が購入出来、本当に感謝しております。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この小説を読み、映画「たそがれ清兵衛」が脳裏に蘇りました。短編集ですがそれぞれ良い味を出しています。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いずれの主人公も不名誉なあだ名を付けられていますが、剣の腕前は一流。
師範を務めたり、高弟たっだり、達人だっりします。
いま置かれている不遇な状況に満足している者もあれば、諦めているもの、流されているもの、もういちど浮かび上がろうと必死な者など、
その境遇も様々ですが、共通していることは、その剣の腕前によって己の人生が変わろうとすること…。

果たして、その結果は?
戦乱の世ではなくなり、剣の使い手が注目されなくなった江戸時代に生きた剣客たちの生き様を堪能されて下さい。

8話が収められている短編集なので、眠る前の読書には最適。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年12月21日に日本でレビュー済み
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脚本家の介入なのでしょうか、映画の方が筋書きが面白かったです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近は、格好いい男の物語を探して、ハードボイルドを読み漁っていました。
しかし、チャンドラーやハメット、ロスマク、日本人なら大藪春彦、原尞、結城昌治なども読みましたが、どれもしっくりこない。
そこで、時代小説にもハードボイルドタッチの作品はあると聞き、本書を手に取りました。
映画にもなっていたので、タイトルは知ってましたが、著者の作品を読むのはこれが初めてでした。
8つの短編の最初にある「たそがれ清兵衛」を読んで、「これだ!」と思いましたね。
清兵衛の妻への愛。他人にどう思われようと構わないという強い心。そして、藩の一大事に頼られるほどの剣の腕。しかし、本人はいたってクール。
これこそが日本人的な格好良さだと気づきました。
結局、ハードボイルド小説は、日本人が書いたものも含めて、アメリカの価値観なのかなと感じました。
たいていはヤクザや警察相手にも強気に悪態をつく私立探偵が主人公なのですが、この価値観にどうも馴染めなかったんだと、今更気がつきました。
ハードボイルドが廃れて、時代小説が売れている理由が分かった気がします。
今後は、著者の作品を含めて、時代小説を読んでみようと思います。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たそがれ、うらなり、ごますり、ど忘れ、だんまり、かが泣き、日和見、祝い人……
八つの話に出てくる八人の主人公は、みな一様に世間に嘲笑されるものを持っています。
そしてみな、知る人ぞ知る豪剣の持ち主です。
侮られている日常から一変して、事が起これば鮮やかに力量を発揮する姿は、読んでいて爽快です。
八夜連続でドラマ化してくれたら、やっぱり見てしまうだろうなぁ…と思います。
(でも「たそがれ清兵衛」はすでに映画化されていましたよね)
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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