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東京すみっこごはん (光文社文庫 な 41-1) 文庫 – 2015/8/6
成田名璃子
(著)
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- 本の長さ344ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2015/8/6
- 寸法10.5 x 1.5 x 15.2 cm
- ISBN-104334769500
- ISBN-13978-4334769505
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対象商品: 東京すみっこごはん (光文社文庫 な 41-1)
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2015/8/6)
- 発売日 : 2015/8/6
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 344ページ
- ISBN-10 : 4334769500
- ISBN-13 : 978-4334769505
- 寸法 : 10.5 x 1.5 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 323,584位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年9月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「すみっこごはん」という、お店でもなく、家庭でもない、ちょっと不思議な場所。そのちょっと不思議場所に集まる人の、ちょっと不思議な短編集です。最後の章で思わず泣いてしまいました。
2020年7月11日に日本でレビュー済み
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街の中にある小さな幸せをかみしめる小本
軽く読みたいときにお勧めです
軽く読みたいときにお勧めです
2021年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まるで新品のように綺麗で大変嬉しかったです。まだまだ読みたい本がたくさんあるので、今後もお願いしようと思います。
2019年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とっても、ほのぼのとした作品でした。作家の成田名璃子さんは、ライトノベルの登竜門である電撃大賞の受賞で有名になった方です。電撃大賞は賞金300万円、1994年から始まった比較的あたらしい賞で、今年で第26回目を迎えます。小説だけでなく、イラストと漫画部門もあり、有名な受賞者の方には、図書館シリーズの有川浩さんがいらっしゃいます。彼女は「塩の街」という小説でこの賞を獲得しました。
楓は、ふとしたことから、女子の輪から外され、いわゆるイジメに合い、日々悶々と過ごしている女子高生。相談しようにも両親に早く先立たれ、現在は祖父との二人暮らし。ある日、居場所がなくなった彼女は、とぼとぼと歩いているうちに奇妙な雰囲気の食堂に行き着きます。看板には「共同食堂 すみっこごはん ※素人がつくるので、まずい時ももあります」の記載が・・・。不思議に思って、中をうかがうと、突然、「まだ空きがあるから入れ。」と中に招き入れられます。幸運な事に今日の料理当番はプロの料理人のカネコさんとのこと。「怪しい、いけない。」と思いながらも、あまりに美味しそうな香りに誘われ、食べてから考えよう!と舌鼓を打つことに・・・。
その食堂のルールとは、「台所に立つのは基本的に一人だけ。当日集まったメンバーがくじ引きをして、料理当番を決める。初回のみ、お米、調味料代として1,000円。後は当日の材料費300円程度。」不思議な雰囲気に誘われ、彼女はその食堂に通い始めます。
主なメンバーは料理人の金子さん、主婦の田上サン、市役所勤務の丸山さん、OLの奈央、柄の悪い謎の男柿本。彼らと楓を中心に、皆の訳あり人生が交差していきます。最後は「あっ!」と、言う展開で意外な事実も・・・。
じんわりと温かい「ほっ」と、元気を貰える作品でした。
既にシリーズ化され、現在は4巻まで発刊されているようですし、wowwowでドラマ化もされているようですね。
楓は、ふとしたことから、女子の輪から外され、いわゆるイジメに合い、日々悶々と過ごしている女子高生。相談しようにも両親に早く先立たれ、現在は祖父との二人暮らし。ある日、居場所がなくなった彼女は、とぼとぼと歩いているうちに奇妙な雰囲気の食堂に行き着きます。看板には「共同食堂 すみっこごはん ※素人がつくるので、まずい時ももあります」の記載が・・・。不思議に思って、中をうかがうと、突然、「まだ空きがあるから入れ。」と中に招き入れられます。幸運な事に今日の料理当番はプロの料理人のカネコさんとのこと。「怪しい、いけない。」と思いながらも、あまりに美味しそうな香りに誘われ、食べてから考えよう!と舌鼓を打つことに・・・。
その食堂のルールとは、「台所に立つのは基本的に一人だけ。当日集まったメンバーがくじ引きをして、料理当番を決める。初回のみ、お米、調味料代として1,000円。後は当日の材料費300円程度。」不思議な雰囲気に誘われ、彼女はその食堂に通い始めます。
主なメンバーは料理人の金子さん、主婦の田上サン、市役所勤務の丸山さん、OLの奈央、柄の悪い謎の男柿本。彼らと楓を中心に、皆の訳あり人生が交差していきます。最後は「あっ!」と、言う展開で意外な事実も・・・。
じんわりと温かい「ほっ」と、元気を貰える作品でした。
既にシリーズ化され、現在は4巻まで発刊されているようですし、wowwowでドラマ化もされているようですね。
2019年1月26日に日本でレビュー済み
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訳ありの人たちが集まって、それぞれの想いが一つのスパイスになりながら、家族に近い存在になり、今どきない他人同士の深いかかわり合いとなって、それぞれに還元されていく、そんな素晴らしい話しでした。
みんなどこかで知らないうちに繋がっていたり、最後はそうだったのか、と納得、続編を読んでみたいと思う作品でした。
みんなどこかで知らないうちに繋がっていたり、最後はそうだったのか、と納得、続編を読んでみたいと思う作品でした。
2021年1月31日に日本でレビュー済み
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短編の続きを読み進む物語ですが、実は、全体が最後の作者の言いたいことに続いて行く。親は、特に母親は、子供に美味しいものを食べさせる事が、最優先です。自分の命よりも。お母さん、ありがとう。お薦めです。
2016年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全くノーマークの1冊だったのですが、ブラックホースの如く目につき、面白そうなあらすじ、可愛い表紙、Amazonのレビューもなかなか良かったので気づいたら数ある欲しいものリストの中の本を差し置いてKindle版で購入していました。
食べ物や料理を題材にした話はもともと好きで良く読むのですが、ただただ食べ物が美味しいそうなだけだったり、肝心のストーリはボンヤリした内容なまま話が終わったりする本が多い中、この1冊はストーリーもしっかりしていてなかなか面白かったです。最後まで、ワクワクどきどきしながらあっという間に読み終わりました。
何しろ、設定が面白い。他人同士が集まってお金を出しあい、くじ引きで負けた人がその日の調理当番。あらかじめレシピノートに用意されたレシピの中から好きなものを選んで料理をしてみんなで頂く。
実際にそんな場所が有ったら行ってみたいし、例えば孤立したお年寄り、家族と離れている出稼ぎ労働者、親が忙しい学生等、現代の社会にもとても良い仕組みな気がしました。でも、現実に実行しようとすると、衛生面・安全面で色々と大変で実行不可能なのでしょうか?
オチが読めてしまった点だけは多少残念ではありましたが、そんな事はたいして気にならないほど楽しむ事ができました。読みやすいし、気軽にリラックスして読めるものを探しているならお勧めの1冊です。
食べ物や料理を題材にした話はもともと好きで良く読むのですが、ただただ食べ物が美味しいそうなだけだったり、肝心のストーリはボンヤリした内容なまま話が終わったりする本が多い中、この1冊はストーリーもしっかりしていてなかなか面白かったです。最後まで、ワクワクどきどきしながらあっという間に読み終わりました。
何しろ、設定が面白い。他人同士が集まってお金を出しあい、くじ引きで負けた人がその日の調理当番。あらかじめレシピノートに用意されたレシピの中から好きなものを選んで料理をしてみんなで頂く。
実際にそんな場所が有ったら行ってみたいし、例えば孤立したお年寄り、家族と離れている出稼ぎ労働者、親が忙しい学生等、現代の社会にもとても良い仕組みな気がしました。でも、現実に実行しようとすると、衛生面・安全面で色々と大変で実行不可能なのでしょうか?
オチが読めてしまった点だけは多少残念ではありましたが、そんな事はたいして気にならないほど楽しむ事ができました。読みやすいし、気軽にリラックスして読めるものを探しているならお勧めの1冊です。