プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥900¥900 税込
発送元: Amazon 販売者: タイマーズ書店
¥900¥900 税込
発送元: Amazon
販売者: タイマーズ書店
¥64¥64 税込
配送料 ¥240 5月16日-18日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】 販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
¥64¥64 税込
配送料 ¥240 5月16日-18日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
経済と“世界の動き"が見えてくる! 東大のクールな地理 単行本(ソフトカバー) – 2016/8/30
伊藤 彰芳
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥900","priceAmount":900.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"900","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"smhQYtpQxDSF4LnKSJL41PXh6YBpZdMNCnH0BG85W6mgtCcDm2ycIF9LyBya2DojSRAQZv3xX4ZYx0nXbUogJjSBVsSmTU%2FQHmbaGDP2r2ysPbyj9mmgLTpIsTXqBQNc%2FYgpCOhOTPIudEO7uCyTgZgDcRRWiYO8YKv1WhVg%2F%2FLb7%2FuIM%2FSQFhddnH4AeMfv","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥64","priceAmount":64.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"64","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"smhQYtpQxDSF4LnKSJL41PXh6YBpZdMNjxJCKDITN4ybCcTtas2DOkzUS%2FClCTedy%2BJeVvipgqi32umr92FKhaQ4ZxKANyTKFqtMpngYM7C3UJIIj5oCjJKXHAKMcG1Ao%2BUJsI0bw8sItePARGAbfp2%2B9hBkXlXVZ5Re%2BtkwMBmEPE%2BMKDRKBQ%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
「スペインには世界的自動車メーカーがないのに、なぜ輸出品トップが自動車なのか」--
東大入試の「地理」は暗記科目ではありません。
経済や今の世界の本質的な変化をグローバルな視点でとらえる力を試される超クールな科目であり、ビジネスにすぐ使える知の宝庫です。
河合塾で「東大地理」を教える講師が良問を厳選、知識ゼロでも読みきれる解説はNo.1講師ならではの分かりやすさです!
東大入試の「地理」は暗記科目ではありません。
経済や今の世界の本質的な変化をグローバルな視点でとらえる力を試される超クールな科目であり、ビジネスにすぐ使える知の宝庫です。
河合塾で「東大地理」を教える講師が良問を厳選、知識ゼロでも読みきれる解説はNo.1講師ならではの分かりやすさです!
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社青春出版社
- 発売日2016/8/30
- ISBN-104413111877
- ISBN-13978-4413111874
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 経済と“世界の動き"が見えてくる! 東大のクールな地理
¥900¥900
最短で5月16日 木曜日のお届け予定です
残り2点 ご注文はお早めに
¥1,199¥1,199
最短で5月15日 水曜日のお届け予定です
残り4点(入荷予定あり)
¥2,200¥2,200
5月 15 - 17 日にお届け
残り1点 ご注文はお早めに
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
河合塾講師。1974年岐阜県生まれ。東京大学文学部ドイツ語ドイツ文学研究室卒業後渡独。
帰国後、河合塾の地理講師として「東大地理」を担当、「東大摸試」問題・解説を度々作成する。
世界と日本の変化や経済の本質が否応なく腑に落ちる解説は、
受験生はもとより社会人となった元生徒からも「思考プロセスがビジネスに使える」として支持される。
猫好き。趣味は、気になる統計を見ると原典を探したり、Excelで数字をいじったりグラフをつくってしまうこと。
著書に『地理B 統計・データの読み方が面白いほどわかる本』(KADOKAWA)、
『みんなのセンター教科書 地理B』(旺文社)がある。
帰国後、河合塾の地理講師として「東大地理」を担当、「東大摸試」問題・解説を度々作成する。
世界と日本の変化や経済の本質が否応なく腑に落ちる解説は、
受験生はもとより社会人となった元生徒からも「思考プロセスがビジネスに使える」として支持される。
猫好き。趣味は、気になる統計を見ると原典を探したり、Excelで数字をいじったりグラフをつくってしまうこと。
著書に『地理B 統計・データの読み方が面白いほどわかる本』(KADOKAWA)、
『みんなのセンター教科書 地理B』(旺文社)がある。
登録情報
- 出版社 : 青春出版社 (2016/8/30)
- 発売日 : 2016/8/30
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 272ページ
- ISBN-10 : 4413111877
- ISBN-13 : 978-4413111874
- Amazon 売れ筋ランキング: - 456,377位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 349位パソコン
- - 19,782位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日経新聞を問題集にしたような本です。明日の世界経済が理解できますよ。
2017年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本のデータを読んで世界の動きが把握でできました。生きているデータを見れてうれしい。
2016年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こんにちは、古舘 健です。
本書は、定点観測された「東大地理」の問題から世界経済と地理のデータを整理した本です。テーマは、国境をまたぐ人・モノ・カネ・情報、中国や東・東南アジア、アメリカ合衆国、EU、途上国、日本と世界と多岐にわたります。
知識を整理し、結果と原因を考えるいい教材になる本です。
例えば、ためになった箇所を抜粋します。
「日本は、合計特殊出生率も低く、先進国のなかでもっとも高齢化のスピードが速いと言われていますが、韓国やシンガポール、台湾などのアジアNIEsは、日本並み、もしくはそれ以上に合計特殊出生率が低く、高齢化がさらに速いスピードで進行していくことが予測されています(P268)」
本書によるとアジアNIEs(Newly Industrializing Economies:新興工業経済地域)でも合計特殊出生率は下がっているのですね。
日本では、非正規雇用、低所得、待機児童がその原因と言われていますが、そもそも彼氏彼女がいる若者って今は少数派のようです。晩婚化し出生率が下がる本当の原因を考えるきっかけになりました。
*参考:2016年9月15日に公表された出生動向基本調査によると、18歳から35歳の独身男女5276人のうち、「異性の交際相手がいない」のは男性が約7割、女性が約6割で、過去最高でした。約3割の男性は「異性との交際を特に望んでいない」と答えたそうです
近視眼的な考えに目を向けても、問題解決にはいたりません。問いを立てるうえでも答えを考えるうえでも歴史と地理の知識を広く関連づける必要があります。
著者は、知識を点ではなく線で理解すること、知識と知識を関連付け論理的に考える姿勢が重要だと言います。著者は、河合塾で「東大地理」を担当している伊藤彰芳氏です。
一つだけ不満を言えば、章ごとに問題が出てくるので、少しうんざりしてしまいました。また解答が60文字の記述に要約されるため、その解答が抽象的で一般化してしまったことです。著者によると、東大が要求する知識は、高校の教科書レベルです。本書を面白いと感じるには、高校地理の知識が整理されていることが前提条件なのでしょう。
本書をきっかけに地理を通して、ニュースをみてみようと思いました。世界の経済や動きを広い視点で考えたい方はぜひ読んでみてください。
以下はメモのために抜粋します。
------------------------------------------------
P24
「ヨーロッパのEU28か国のうち、英語を公用語としている国は、イギリス、アイルランド、マルタの3か国しかありません(イギリスの場合、連合王国を構成するそれぞれの国の公用語となっているので、正確には6カ国ですが)。」
P27
「インドは、人口13億人を抱える世界2位の人口大国であり、一人っ子政策などで人口増加が低下した中国を抜き、2035年には、人口15億人の世界最大の人口を抱える国になることが予測されています。(中略)憲法が認める公用語は22にのぼります。
このような状況のなかでは、英語が公用語として話されます(インドはイギリスの植民地でした)。」
P30
「ソフトウェア産業では、時差を利用して24時間態勢で取り組むことができ、コールセンター業では、アメリカの深夜に流れるテレビショッピングの注文を、インドでは昼間に受けることが起こっているわけです。」
P34—35
「EUの始まりは、1952年のECSC(ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体)にあります。ヨーロッパには、第1次、第2次世界大戦ともに、その主要な戦場となり、現在のEUの主要国であるフランスとドイツは、お互いに敵として戦ったという歴史をもっています。その背景には、両国の国境付近に存在する石炭や鉄鉱石などの鉱産資源産地をめぐる領有権争いがありました。」
P42
「航空便は、船便に比べて運賃が高く、あまり大きなものは運べません。そのため、航空貨物はいわゆる『小型、軽量、高付加価値なもの』に限られます。」
P43 世界の空港利用状況(貨物・千t)
「 空港名 国際貨物取扱量
香港 4,127
ドバイ 2,436
仁川(ソウル) 2,359
上海浦東 2,159
フランクフルト 1,974
成田 1,941
チャンギ(シンガポール) 1,850
シャルル・ド・ゴール(パリ) 1,835
アンカレッジ 1,676
マイアミ 1,675
(統計年次は2013年。『世界国勢図会』により作成。)」
P76
「マグロだけでなく、世界の水産資源量は、1980年代に比べて、半分以下に減少しているといわれているといわれます。(中略)太平洋での取り組みは、大西洋に比べておくれていることが指摘されています。
(中略)太平洋では、未成魚の漁獲がほとんどを占め(0~1歳のマグロが9割以上)、産卵にいたることなく漁獲されてしまうため、持続可能性が失われてしまっているのが現状です。また成魚まで待てば、高値で取引されるのですが、そこまで待たないで漁獲してしまうため、取引価格も伸びません。」
P87
「中国の200海里経済水域の順位は、このデータによると、国土面積は第4位の国なのに、40位です。
200海里経済水域(領海含む)面積上位国(百万k㎡:1972年)と日本の現在の排他的経済水域
アメリカ合衆国 762
オーストラリア 701
インドネシア 541
ニュージランド 483
カナダ 470
(旧ソ連) 449
(中略)
中国 39
日本 447」
P130-131
「人口密度が多い=人が集まるためには、どのような条件が必要でしょうか。まず簡単に思いつくのは、人は食べなければ生きていけませんから、食料生産がしやすい場所である必要があります。例えば、東アジアや東南アジア、南アジアはモンスーン(季節風)の影響を強く受けるところで、モンスーンアジアといわれますが、世界の人口の半分以上が居住し、人口の1億人以上の国が7か国もある人口密度の高い地域です。」
さいごまで読んでくださり、ありがとうございます!
ぜひチェックしてみてください。
本書は、定点観測された「東大地理」の問題から世界経済と地理のデータを整理した本です。テーマは、国境をまたぐ人・モノ・カネ・情報、中国や東・東南アジア、アメリカ合衆国、EU、途上国、日本と世界と多岐にわたります。
知識を整理し、結果と原因を考えるいい教材になる本です。
例えば、ためになった箇所を抜粋します。
「日本は、合計特殊出生率も低く、先進国のなかでもっとも高齢化のスピードが速いと言われていますが、韓国やシンガポール、台湾などのアジアNIEsは、日本並み、もしくはそれ以上に合計特殊出生率が低く、高齢化がさらに速いスピードで進行していくことが予測されています(P268)」
本書によるとアジアNIEs(Newly Industrializing Economies:新興工業経済地域)でも合計特殊出生率は下がっているのですね。
日本では、非正規雇用、低所得、待機児童がその原因と言われていますが、そもそも彼氏彼女がいる若者って今は少数派のようです。晩婚化し出生率が下がる本当の原因を考えるきっかけになりました。
*参考:2016年9月15日に公表された出生動向基本調査によると、18歳から35歳の独身男女5276人のうち、「異性の交際相手がいない」のは男性が約7割、女性が約6割で、過去最高でした。約3割の男性は「異性との交際を特に望んでいない」と答えたそうです
近視眼的な考えに目を向けても、問題解決にはいたりません。問いを立てるうえでも答えを考えるうえでも歴史と地理の知識を広く関連づける必要があります。
著者は、知識を点ではなく線で理解すること、知識と知識を関連付け論理的に考える姿勢が重要だと言います。著者は、河合塾で「東大地理」を担当している伊藤彰芳氏です。
一つだけ不満を言えば、章ごとに問題が出てくるので、少しうんざりしてしまいました。また解答が60文字の記述に要約されるため、その解答が抽象的で一般化してしまったことです。著者によると、東大が要求する知識は、高校の教科書レベルです。本書を面白いと感じるには、高校地理の知識が整理されていることが前提条件なのでしょう。
本書をきっかけに地理を通して、ニュースをみてみようと思いました。世界の経済や動きを広い視点で考えたい方はぜひ読んでみてください。
以下はメモのために抜粋します。
------------------------------------------------
P24
「ヨーロッパのEU28か国のうち、英語を公用語としている国は、イギリス、アイルランド、マルタの3か国しかありません(イギリスの場合、連合王国を構成するそれぞれの国の公用語となっているので、正確には6カ国ですが)。」
P27
「インドは、人口13億人を抱える世界2位の人口大国であり、一人っ子政策などで人口増加が低下した中国を抜き、2035年には、人口15億人の世界最大の人口を抱える国になることが予測されています。(中略)憲法が認める公用語は22にのぼります。
このような状況のなかでは、英語が公用語として話されます(インドはイギリスの植民地でした)。」
P30
「ソフトウェア産業では、時差を利用して24時間態勢で取り組むことができ、コールセンター業では、アメリカの深夜に流れるテレビショッピングの注文を、インドでは昼間に受けることが起こっているわけです。」
P34—35
「EUの始まりは、1952年のECSC(ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体)にあります。ヨーロッパには、第1次、第2次世界大戦ともに、その主要な戦場となり、現在のEUの主要国であるフランスとドイツは、お互いに敵として戦ったという歴史をもっています。その背景には、両国の国境付近に存在する石炭や鉄鉱石などの鉱産資源産地をめぐる領有権争いがありました。」
P42
「航空便は、船便に比べて運賃が高く、あまり大きなものは運べません。そのため、航空貨物はいわゆる『小型、軽量、高付加価値なもの』に限られます。」
P43 世界の空港利用状況(貨物・千t)
「 空港名 国際貨物取扱量
香港 4,127
ドバイ 2,436
仁川(ソウル) 2,359
上海浦東 2,159
フランクフルト 1,974
成田 1,941
チャンギ(シンガポール) 1,850
シャルル・ド・ゴール(パリ) 1,835
アンカレッジ 1,676
マイアミ 1,675
(統計年次は2013年。『世界国勢図会』により作成。)」
P76
「マグロだけでなく、世界の水産資源量は、1980年代に比べて、半分以下に減少しているといわれているといわれます。(中略)太平洋での取り組みは、大西洋に比べておくれていることが指摘されています。
(中略)太平洋では、未成魚の漁獲がほとんどを占め(0~1歳のマグロが9割以上)、産卵にいたることなく漁獲されてしまうため、持続可能性が失われてしまっているのが現状です。また成魚まで待てば、高値で取引されるのですが、そこまで待たないで漁獲してしまうため、取引価格も伸びません。」
P87
「中国の200海里経済水域の順位は、このデータによると、国土面積は第4位の国なのに、40位です。
200海里経済水域(領海含む)面積上位国(百万k㎡:1972年)と日本の現在の排他的経済水域
アメリカ合衆国 762
オーストラリア 701
インドネシア 541
ニュージランド 483
カナダ 470
(旧ソ連) 449
(中略)
中国 39
日本 447」
P130-131
「人口密度が多い=人が集まるためには、どのような条件が必要でしょうか。まず簡単に思いつくのは、人は食べなければ生きていけませんから、食料生産がしやすい場所である必要があります。例えば、東アジアや東南アジア、南アジアはモンスーン(季節風)の影響を強く受けるところで、モンスーンアジアといわれますが、世界の人口の半分以上が居住し、人口の1億人以上の国が7か国もある人口密度の高い地域です。」
さいごまで読んでくださり、ありがとうございます!
ぜひチェックしてみてください。
2016年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今の東大地理は、こんなことを訊いてくるのか、と驚きました。
一昔前は、地理学科が理学部にあったので、気候の問題ばかり訊いてきましたが、変わりましたね〜。
一昔前は、地理学科が理学部にあったので、気候の問題ばかり訊いてきましたが、変わりましたね〜。
2019年7月14日に日本でレビュー済み
東大の地理はたしかに暗記科目ではないようです。
当方は歴史で受験し、入学後文化人類学(中学一種・高校一種では「地理」にあたる)を学んだので、
地理とは相隣関係ですが、突っ込んでやってみると面白い科目ではあるでしょう。
とくに本書のように現代的な視点からアクチュアリティを以て地理にアプローチする限り、
新聞等を読んでピンとくる機会が増えるでしょうし、
何よりもすぐに使える教養が身につくという点では、
ビジネスパースンにとってとても役立つ書物ではないでしょうか。
実は地理科目には二つの側面があります。
○一つは自然学的に各地の環境条件をみてゆくアプローチ。いわゆる系統地理。
○もう一つは文化学的に総合研究するアプローチ。いわゆる地誌。
アラブ地域特殊研究におけるイスラム圏がそうであるように、
法も政治・経済も宗教も教育も文化である以上、一つの有機的・相関的なまとまりを示します。
そして、自然的条件を共有する自然的共同体(ゲマインシャフト)の上に、
文化的共同体(ゲゼルシャフト)が重なってくるのであります。
これも例えば、中国は社会(共産)主義圏ですが、「文化大革命」によってやはり、
一つの文化共同体としてのまとまりを強固にしたといえるでしょう。
近年は台湾との経済交流が熱く、地方政府も親中派が握っているケースが多いと聞きます。
本書を読んでいると、自然と文化の関係や和辻哲郎の風土論等にも思考が及んできます。
歴史的には近代以降、西洋文明の移植というか「継受」が各地で起こりますが、
本邦の場合もそれが顕著で、「和魂洋才」などという羊頭狗肉がみごとに常態化しているしだいです。
日本文化論は実はもう少し複雑で、オリジナリティの議論が不可避なのですが、
いずれにせよ地理の範囲だけに限ってみても、かなりの議論ができそうではありますね。
東大地理で真の思考力を鍛えたい向きに本書はおすすめです。
当方は歴史で受験し、入学後文化人類学(中学一種・高校一種では「地理」にあたる)を学んだので、
地理とは相隣関係ですが、突っ込んでやってみると面白い科目ではあるでしょう。
とくに本書のように現代的な視点からアクチュアリティを以て地理にアプローチする限り、
新聞等を読んでピンとくる機会が増えるでしょうし、
何よりもすぐに使える教養が身につくという点では、
ビジネスパースンにとってとても役立つ書物ではないでしょうか。
実は地理科目には二つの側面があります。
○一つは自然学的に各地の環境条件をみてゆくアプローチ。いわゆる系統地理。
○もう一つは文化学的に総合研究するアプローチ。いわゆる地誌。
アラブ地域特殊研究におけるイスラム圏がそうであるように、
法も政治・経済も宗教も教育も文化である以上、一つの有機的・相関的なまとまりを示します。
そして、自然的条件を共有する自然的共同体(ゲマインシャフト)の上に、
文化的共同体(ゲゼルシャフト)が重なってくるのであります。
これも例えば、中国は社会(共産)主義圏ですが、「文化大革命」によってやはり、
一つの文化共同体としてのまとまりを強固にしたといえるでしょう。
近年は台湾との経済交流が熱く、地方政府も親中派が握っているケースが多いと聞きます。
本書を読んでいると、自然と文化の関係や和辻哲郎の風土論等にも思考が及んできます。
歴史的には近代以降、西洋文明の移植というか「継受」が各地で起こりますが、
本邦の場合もそれが顕著で、「和魂洋才」などという羊頭狗肉がみごとに常態化しているしだいです。
日本文化論は実はもう少し複雑で、オリジナリティの議論が不可避なのですが、
いずれにせよ地理の範囲だけに限ってみても、かなりの議論ができそうではありますね。
東大地理で真の思考力を鍛えたい向きに本書はおすすめです。
2017年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
意外と踏み込みが甘いです。
東大の地理の過去問を基に、現代社会的な地理の解説を試みるという点は評価できる。
ただ、字数制限があるせいなのか、模範解答は、正直「なんだこりゃ」という感想になってしまいました。
解説は、いろいろな視点が入っていて、気付かせてもらえる点も多いのでよかったのですが。。。
東大の地理の過去問を基に、現代社会的な地理の解説を試みるという点は評価できる。
ただ、字数制限があるせいなのか、模範解答は、正直「なんだこりゃ」という感想になってしまいました。
解説は、いろいろな視点が入っていて、気付かせてもらえる点も多いのでよかったのですが。。。
2017年11月19日に日本でレビュー済み
東大文系受験者の間では、日本史、世界史、地理の選択肢中、地理を選択すると覚えることが少ないため、早く仕上がることから有利だと言われています。知識量に限れば確かにその通りです。しかし、数多くの物語に触れられる歴史の魅力につられて、地理は選択しなかったくちです。
本書を読んで、確かに覚えることは少ないけれど、グラフや表を読み取って、そこに因果関係を見出し、ポイントだけを凝縮して解答欄に記入するのは、大変難度が高いと思いました。地理を選択しなくてよかったと思います。
翻って、受験がはるか彼方の思い出にすぎなくなったこの方、本書の「グラフや表を読み取って、そこに因果関係を見出し、ポイントだけを凝縮して解答欄に記入する」技術は、現代社会に社会人として生きる者にとって重要なスキルであることが身に染みてよく分かります。
ご興味があれば、いわゆる赤本で 東大の地理25カ年[第5版] (難関校過去問シリーズ) という本がでています。スキルは反復してこそ身につくもの。お役に立つかもしれません。
本書を読んで、確かに覚えることは少ないけれど、グラフや表を読み取って、そこに因果関係を見出し、ポイントだけを凝縮して解答欄に記入するのは、大変難度が高いと思いました。地理を選択しなくてよかったと思います。
翻って、受験がはるか彼方の思い出にすぎなくなったこの方、本書の「グラフや表を読み取って、そこに因果関係を見出し、ポイントだけを凝縮して解答欄に記入する」技術は、現代社会に社会人として生きる者にとって重要なスキルであることが身に染みてよく分かります。
ご興味があれば、いわゆる赤本で 東大の地理25カ年[第5版] (難関校過去問シリーズ) という本がでています。スキルは反復してこそ身につくもの。お役に立つかもしれません。
2018年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
元々地理分野が個人的に好きで、以前東大の地理の授業がめちゃおもしろいとう言う様な話を聞いた気がしたので、そのような興味深いデータや読み取りがイラストや写真も交えて載っているような本かと思って購入してしまったが、ただ、本当にじみ〜に東大の地理の過去問を載せて説明がしてあるだけの思ったものと違う本であった………(私の早とちり買いかも)
かと言って参考書とも言い難い、東大の地理の問題はこんなに問題文にはない時事問題の把握と様々な知識を持った上で、推測力が必要とされる問題ばかりですよーと言う、東大地理の問題傾向の紹介本、かな?
かと言って参考書とも言い難い、東大の地理の問題はこんなに問題文にはない時事問題の把握と様々な知識を持った上で、推測力が必要とされる問題ばかりですよーと言う、東大地理の問題傾向の紹介本、かな?